まよなかSS

大人向けSS中心にまとめています♪

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/09(日) 03:36:21.24 ID:ZnnX1AkQ0

西園「それなんかは安いほうで、こちらは大体同じ薄さで1200円もしますよ」

クド 「わふー…とても高いですー…」

西園「まあ、個人で本を作るというのは大変なことですから」

クド 「みなさん頑張っているんですね」

西園「その頑張っている人たちへの応援の気持ち、と思えば」

クド 「そうですねぇ」


西園「私は直枝さんの様子を見てきますが、能美さんはどうしますか」

クド 「あ、私はもう少しここの棚を見ていたいです」

西園「そうですか。では男性向け売り場の方へ行ってますね」
2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/09(日) 03:52:04.96 ID:ZnnX1AkQ0

西園「直枝さん」

理樹「あ、西園さん」

西園「どうですか?こういったお店の初体験は」

理樹「なんて言うか…目のやり場に困るんですけど…」

西園「意識しないのが一番です。ジャガイモだと思えば」

理樹「うーん…」

西園「特に直枝さんは童顔なのですから、もっと堂々としないと怪しまれますよ」

理樹「そんなこと言われても…ねえ、僕だけ外で待っていていいかな?刺激が強すぎるよ…」

西園「私は別に構いませんが、能美さんは大層悲しむでしょうね」

理樹「あっ…」

西園「直枝さんは、能美さんが悲しむ顔が見たいのですか」

理樹「う…わ、分かったよ。もう少し努力してみるよ…」

西園「ファイトです」


4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/09(日) 04:24:53.09 ID:ZnnX1AkQ0

クド「わふー…それにしても、
     日本にこんなにたくさんのげいせくしゃるの本があったとは驚きです…」


キモヲタA「フッヒィッ!!あ、あ、あ、あの娘、見て見てごらんなさい!」

キモヲタB「フヒヒヒヒッ!!あ、亜麻色の髪にロリ体型に…こ、コスプレ?あれはコスプレですかね!?」

キモヲタA「フッヒヒィッ!!じ、ジャパニーズOTAKU文化を見に来た外国人ってところかな?たまりませんなぁ!」

キモヲタB「ですなぁっ!フヒッヒィ!!」

クド「?何か御用ですか?」

キモヲタA「フヒッ!!なんでもないですっ!」

キモヲタB「フヒッヒヒヒ!!ごゆっくりどうぞ!」

クド「はい!みなさんもごゆっくり!」


キモヲタA「に、日本語上手かったですなぁ!」

キモヲタB「ですなぁっ!フヒヒヒヒィッ!!」


6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/09(日) 04:33:26.01 ID:ZnnX1AkQ0

理樹「こういう物凄い大きさの乳房って、一体誰が喜ぶのかな?」

西園「さあ…」

理樹「うわ、これ…お世辞にも絵が上手いとは言えないのに、
    一冊800円だって。誰が買うんだろう…」

西園「直枝さんは、順応が早いですね」

理樹「え…そうかな」

西園「美鳥の世界であそこまで抵抗できたのが不思議なくらいです」

理樹「え?何?誰?」

西園「…いえ、何でもありません」


クド「リーキー、西園さーん」

理樹「あ、クド」

西園「おかえりなさい能美さん。何か買う物は見つかりましたか?」

クド「いえ…ま、まだ私にはあの世界はちょっと早いような気がしたので…」

西園「そうですか。まあ、何事も経験です」

クド「はい!がんばります!」

理樹「頑張っていいのかなぁ」


9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/09(日) 04:46:33.65 ID:ZnnX1AkQ0

クド「わふっ!ここは男の人と女の人の本ですね!」

理樹「いやまあ」

西園「女の人と女の人の本もありますよ」

理樹「いいから」

クド「わふー…なにやらとっても扇情的ですー……おや?」

理樹「?どうしたの?」

クド「リキ…この娘って、恭介さんの読んでる漫画の登場人物じゃないですか?」

西園「『学園革命スクレボ』ですね」

理樹「なになに…『ときどき♥エクスタシー!』…ああ、確かにこんなスパイの娘がいたなぁ」

クド「リキ、この本を恭介さんへのおみやげにするのはどうでしょうか?」

理樹「あ、それいいかもね。じゃあ二人でこれを買おうか」

クド「はいです!」

西園「買うときは私に言ってください。ポイントが貯まるので」

理樹「うん。じゃあ、お願いするね」


11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/09(日) 04:57:18.17 ID:ZnnX1AkQ0

まんせいばし

クド「美味しいカツサンドですねー」

理樹「うん。それに結構ボリュームもあるしね。ちょっと遠かったけど、これなら満足かな」

西園「ソースの味って男のコですよね」

理樹「え?う、うん。そうだね」

西園「分からなければ適当に流して結構です」

理樹「次からはそうするよ…」

西園「私は全部は食べ切れませんので、残りはお二人でどうぞ」

クド「わふっ!ありがとうございます!」

理樹「うん。ありがとう。じゃあ二人で分けようか」


西園「…さて、一応私は今日の買い物は終わりましたが、お二人はどこか行きたい所はありますか」

クド「私、電機屋さんに行ってみたいです!」

理樹「うん。僕もちょっと興味があるな」

西園「分かりました。では、午後はヨドバシカメラに出かけましょう」


17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/09(日) 05:10:40.51 ID:ZnnX1AkQ0

クド「リキ、これは何ですか?」

理樹「うわ…これ、凄いな。クド、これで音楽が聴けるんだよ」

クド「み、みゅーじっくですか!こんな小さくて薄い板でですか!?」

西園「私は音楽機器には詳しくないのですが…まさかここまで薄型になっていたとは、驚きです」

クド「わふー…恐るべきじゃぱにーずおーでぃおてくのろじーです…」

理樹「いや、本社はアメリカだからね」


クド「あ…この携帯電話、私のよりもっと薄いです」

理樹「本当だ。確かクドの携帯電話も春に買ったばかりだよね?」

クド「はい。半年もするともうこんなに新しいのが出てくるのですかー…」


18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/09(日) 05:11:50.45 ID:ZnnX1AkQ0


西園「凄い…ですね、このプラズマテレビ。こんなに薄いのに、画面がとても綺麗…」

理樹「うん。凄いね。学食の小さいテレビとは大違いだ」

クド「なんだか最近の電化製品は、どんどん薄型になっていってますねぇ…」

理樹「そうだね。それだけ消費者が薄型を求めてるってことかな」

クド「…薄いことはいいことです!私も自信が出てきました!」

西園「能美さん、私もそう思います。薄いことは決して劣っているわけではありません」

クド「はいっ!一緒にがんばりましょう!」

理樹「…?」


21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/09(日) 05:21:18.97 ID:ZnnX1AkQ0

がたんごとん…

西園「…あの」

理樹「ん?何?」

西園「今日は何だか私が一人で盛り上がって、
    お二人を連れ回してしまったような気がするのですが」

理樹「ええ?」

西園「もしそうだったとしたら、私はお二人に謝らなければなりません」

クド「そ、そんなことありませんっ!今日はとっても楽しかったです!」

理樹「そうだよ西園さん。確かに僕はあまり買い物はしなかったけど、
    今まで触れたことのない文化に触れられて、凄く楽しかったよ」

西園「…そう、ですか?」

理樹「うん。それにほら、クドは今日結構色々本買ってるし」

クド「はいっ。実はあのお店で何点か…
    その、げいせくしゃるの本は、まだ手を出してはいませんけど…」

理樹「僕達こういった街は初めてだから、
    西園さんが案内してくれて本当に助かったよ。ありがとう」

クド「西園さん、ありがとうございました!」

西園「…はい。こちらこそ、ありがとうございます…」


西園「…それと能美さん、ゲイセクシャルではなくボーイズラブです」


24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/09(日) 05:29:00.14 ID:ZnnX1AkQ0

真人「それでよぉ、そこで俺の筋肉が、こう、ズガー!!ってな…」

恭介「マジかよ…毎度の事ながら、お前の筋肉には脱帽だぜ」

謙吾「ああ…流石に俺でもそこまでは出来んな…」

がちゃ

理樹クド西園「ただいまー」「ただいまですー」「ただいま戻りました」

恭介「お、帰ってきたな!どうだった?電気街見学は?」

クド「とっても楽しかったです!まず始めにですね…」



理樹「あ、そうだ。恭介にはお土産があるんだよ。西園さん」

西園「はい」 ごそごそ

恭介「これは…スクレボの同人誌ってやつか!なるほどなぁ。
    なかなかシャレた土産じゃないか。ありがたく受け取っておくぜ!」

クド「喜んでもらえてよかったですー」

恭介「ああ。後でじっくり読ませてもらうぜ」


25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/09(日) 05:30:56.90 ID:IqNvDsIH0

(21)最高ぉぉおおお!!


27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/09(日) 05:37:46.64 ID:ZnnX1AkQ0

理樹「じゃあ僕はお風呂に入ってくるね。流石に今日は歩き回ったから疲れたよ…」

西園「私も失礼します。能美さん、私達もお風呂へ行きましょうか」

クド「はい。ではみなさん、おやすみなさい!」

恭介「おう。行ってこい」



真人「なあ恭介、それ、俺にもちょっと見せてくれよ」

謙吾「ああ。俺も少し興味があるな」

恭介「なんだよお前ら、
    俺がスクレボ勧めても読まねぇくせに…分かったよ。じゃあ、三人で見るか」

パサッ


29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/09(日) 05:38:57.07 ID:S8tqG7yBO

ああ…


33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/09(日) 05:45:01.46 ID:ZnnX1AkQ0

ときどき♥エクスタシー!

沙耶「この部屋にはレバーが二つ、この階には他に怪しいところは無し…か。
    二つに一つね…ならば…こっちだ!」 がこん

ゴゴゴゴゴ…

沙耶「やった!壁が動いて階段が…」

うじゅるうじゅるうじゅる

沙耶「って、なんじゃこの気色悪い触手のバケモンはーーっ!!」

うじゅるうじゅる

沙耶「ちょっと時風ぇ!何よこいつ!
    こんなの常識的に考えてありえないでしょ!ええいこっち来んな!」パン!!パン!!

うじゅるうじゅる

沙耶「嘘っ…効いてない…!?」ゴゴゴゴ…ズゥゥゥン

沙耶「!!扉が!閉じ込められたっ!?」

うじゅるうじゅる

沙耶「く…っ!こっちのレバーも動かなくなってる…こ、こいつを倒さないと駄目ってこと!?」

うじゅるうじゅる


39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/09(日) 05:54:53.19 ID:ZnnX1AkQ0

うじゅるうじゅる…

沙耶「これも効かない…もう持ってる火器は全部試したってのに…」

沙耶「こ、こうなったらこのナイフでどうにか接近戦を…ええぇいっ!!」

がしっ!

沙耶「くっ…捕まれた!放せぇ!こらぁ!」

うじゅるうじゅる

沙耶「!?ちょっと何よあんた!?
    どこ触って…嫌あああっ!ちょっ、待ちなさ…ひゃああっ!」

沙耶「はなせぇっ!うくっ……なっ…
    ふ、服が溶けてる!?一体何なのよこいつ!はぁっ…はぁっ…」

沙耶「んんんっ…きもち悪……や、やめっ…ひゃあっ、あああぁぁ…」

沙耶「…!ちょ、ちょっと待っ…そこは、そこだけはやめて!
    あたし処女なのよっ!?触手のあんたに責任取れ…むぐぅ」

沙耶「ん゛ん゛んーーー!!ん゛ん゛ん゛んーーーーーーっ!!!!
    ぶはっ…ら、らめええぇぇええぇぇえぇぇぇええぇえぇぇ!!!!!」


40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/09(日) 05:55:41.01 ID:ZnnX1AkQ0

恭介「……」

真人「……」

謙吾「……」


パタン…




おわり


42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/09(日) 05:58:33.17 ID:S8tqG7yBO

乙だな

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