まよなかSS

大人向けSS中心にまとめています♪

2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 18:00:16.32 ID:PY2rC8sB0

よしのん「なーらぁ士道くんをデートに誘えばいいじゃなぁい」

四糸乃「で……でも……士道さん忙しそうだし……」

よしのん「そんなの士道くんに聞いてみないと分からないでしょう?」

四糸乃「そ、それにもうデート券は使っちゃったし……は、恥ずかしいし……」

よしのん「だぁいじょうぶだって。四糸乃の魅力的なボディで迫れば士道くんもメロメロだよぉ」

四糸乃「そ……んなことな……い」

よしのん「んーじゃあ、よしのんも一緒に誘ってあげるから頑張ってみよ?」

四糸乃「……うん、頑張る……」
3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 18:00:51.10 ID:PY2rC8sB0

士道「ただいまー」ガチャ

よしのん「士道くんおっかえりー」

四糸乃「お……かえりな……さい」

士道「お、四糸乃によしのんもう来てたのか」

よしのん「士道くんの晩御飯のお手伝いを四糸乃がどうしてもしたいって言ってねー。早く来ちゃったんだー」

四糸乃「よ……よしのん……」アワアワ

士道「あぁそうだったのか。晩御飯の手伝いをしてくれるのか?四糸乃」

よしのん「大丈夫だって。料理の手伝いすれば話しやすいしデートにも誘いやすいでしょ?」ボソボソ

四糸乃「……う……ん。やってみる……!」ボソボソ



4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 18:01:24.22 ID:PY2rC8sB0

士道「四糸乃?」

四糸乃「は……はい。し……士道さんのお手伝いをさせて……ください」

士道「うん、ありがとうな、四糸乃。じゃあ今日はカレーだから……そうだな。玉ねぎの皮を剥いて貰えるか?」

四糸乃「は……はい!頑張りま……す!」

よしのん「よーしじゃあ共同作業でいこうっか。よしのんが玉ねぎを持つから四糸乃は皮むきをお願いね」

四糸乃「……うん!」



5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 18:02:01.27 ID:PY2rC8sB0

士道「……」トントントントン

四糸乃「……」ペリペリ

よしのん「……」

よしのん「四糸乃ー。何か話さないと」ボソボソ

四糸乃「で……でも何を話して良いか」ボソボソ

よしのん「もうしょうがないなぁ」ハァ

よしのん「ねぇねぇ士道くん」

士道「ん、何だ?よしのん」

よしのん「士道くんはーどんな女の子が好みなのー?」

士道「ぶふぇ!」



6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 18:02:31.24 ID:PY2rC8sB0

四糸乃「よ……よしのん……!」

士道「な、急に何を言い出すんだよ、よしのん!」ゲホゲホッ

よしのん「だぁってぇ、士道くんのまわりには可愛い女の子がいぃっぱいいるでしょー?」

よしのん「その中ならどんな子が士道くんの好みなのかなーって思ってさ」

士道「な、だからってそんな急に///」



7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 18:03:06.86 ID:PY2rC8sB0

よしのん「十香ちゃんみたいな純真無垢で元気いっぱいなタイプ?それともあのASTの子みたいな尽くしてくれるタイプ?」

士道「全く勝手に……それに折紙は尽くしてくれるというか何というか」

よしのん「ん、まぁそれはそれとして。あとは時崎さんだっけ?精霊の。あの子みたいなお嬢様っぽいけど、とぉっても大胆な子?

     それとも琴里ちゃんみたいな普段は甘えてくるけど実はしっかり者の子?」

士道「く、狂三はともかく琴里は妹だろ!」

よしのん「もーやだなぁ士道くん。例えばの話っていってるじゃないのー」ケラケラ

士道「んぐぐ……」

よしのん「そーれーとーもー。四糸乃みたいなちょっと小柄で守ってあげたくなるような可愛い女の子かなー?」

四糸乃「よ、よしのん……」



8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 18:03:39.09 ID:PY2rC8sB0

よしのん「まぁ士道くんはよしのんみたいな子が好みって言うのは前から知ってるけどさー」

士道「ハハハ……」

よしのん「でぇ、どの子が好みなわけー?言っちゃいなよー士道くんー」

士道「そ、そんなこと急に言えるわけ……」

よしのん「んまぁそうだよねーごめんね士道くんー」ケラケラ

士道「はぁ全く……」

よしのん「じゃあ、好みの子は言わなくても良いから四糸乃はどうかな?」

士道「は、はぁ!?」

四糸乃「よ……よしのん……!」



9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 18:04:13.59 ID:PY2rC8sB0

よしのん「ねぇねぇどうなの士道くぅん。あれー、もしかして士道くんてば四糸乃の事嫌いなのー?ひどいなー四糸乃泣いちゃうよー」

四糸乃「し、士道さん……」

士道「ぐっ、いや何というかその……四糸乃の事は嫌いじゃないし……むしろその何だ……好きだと思う」

四糸乃「し……士道さん……///」

士道「///」

四糸乃「///」

よしのん「ふーん良かったねぇ四糸乃ー」ニヤニヤ

四糸乃「う……うん……///」



10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 18:04:35.65 ID:PY2rC8sB0

よしのん「四糸乃!さ!今だよ!」ボソボソ

四糸乃「えっ何……を?」ボソボソ

よしのん「デートデート!」ボソボソ

四糸乃「あっ……!う、うん……!」

四糸乃「あ……あ、あの、あのあの、し、し、士道さん!」

士道「な、何だ?四糸乃」

四糸乃「あ、あの今度のお休みの日なんですけど!も……もし良かったら私と……で……で」

よしのん「四糸乃!頑張って!」

四糸乃「う……うん!士道さん、今度のお休みの日に……私とデー」

十香「シドー!今日の夕餉は何だー!」バン

四糸乃「」

士道「」

よしのん「あちゃー……」



12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 18:06:19.05 ID:PY2rC8sB0

十香「おぉ!四糸乃によしのん!部屋に居ないと思ったら先に来ていたのだ!

   ……ん?どうしたのだ?二人とも固まって」

士道「とととと十香!い、いや何でもないぞ?」

四糸乃「べ……別に何も……」

十香「ハッ!まさか二人とも私に内緒で何かイケナイことを……!」

士道「いいいいや別に何も」

四糸乃「あ……の」アセアセ

十香「私に内緒で何か美味しいものを食べようとしていたのだなー!そうはさせんぞー!」ウガー

士道「えっ」



13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 18:06:48.62 ID:PY2rC8sB0

よしのん「いやー流石は十香ちゃんだねー。そうなんだよーバレちゃったかー。」

士道「えっあっそうなんだよ。いやぁ内緒でチョコを食べようとしてたんだが悪かったな十香」

四糸乃「……!」コクコク

十香「全くシドー……ご飯の前にお菓子を食べてはいけないと以前私に言っていたではないか!」プンプン

士道「あ、あぁすまないな十香」

十香「まぁそういう気持ちになるのは分からなくもないからな!

   私も夕餉の前にきなこパンを出されたら我慢する自信がないからな!しょうがない!」エヘン

士道「そこ威張るところか」ハハハ



14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 18:07:16.50 ID:PY2rC8sB0

十香「まぁ良いではないか!で、士道!今日の夕餉は何なのだ?」

士道「あ、あぁ今日はみんな大好きカレーライスだ」グッ

十香「おぉ……あの黄金色に輝くルゥという物をご飯にかけた至福の料理のことだな」

士道「そうだぞ。しかもお肉は牛肉だ!」

十香「おおおおお!良いのかシドー!?そんな贅沢をしてしまって!カレェライスを巡り争いになってしまうのではないか!?」

士道「大丈夫だって……」ハハハッ

十香「む、そうなのか。まぁ万が一襲われてもシドーとカレェライスは私が守るがな!」

士道「あぁ頼りにしてるよ十香」

十香「うむ!で、いつ頃カレェライスは出来そうなのだ?」



15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 18:08:34.34 ID:PY2rC8sB0

士道「そうだな……あと1時間はかからないと思うけど……。」

十香「む、そうか。よし、じゃあ四糸乃!その間一緒にゲェムで遊ぶぞ!」

四糸乃「えっ!?あ……あの私はその……」

士道「ん?あぁこっちはもう大丈夫だぞ?四糸乃が玉ねぎを剥いてくれたから後は切って炒めて煮込むだけだし一人でも大丈夫だぞ」
四糸乃「あの……そうじゃなくて……」

士道「ん?どうした四糸乃?」

四糸乃「あの……なんでも……ないです」

十香「よーし、じゃあ四糸乃!一緒に遊ぶぞ!」

四糸乃「……はい」



16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 18:08:58.67 ID:PY2rC8sB0

白琴里「ただいまーお兄ちゃん」ガチャ

士道「おかえり、琴里」

十香「おお、おかえりなのだ、琴里!」

四糸乃「おかえり……なさい」

琴里「おー、十香に四糸乃、ただいまだぞー、……お?この食材だと今日はカレーだね?」

士道「あぁ、バーモンボカレーの甘口だぞ」

琴里「おー!愛してるぞ、お兄ちゃん」

士道「はいはい。出来るまで時間が掛かるから先にお風呂入ってきちゃいな」

琴里「おー。お兄ちゃんお風呂のパフゥ使ってもいい?」

士道「あぁ、いいぞ」

琴里「やったぁ!」








17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 18:09:23.36 ID:PY2rC8sB0

全員「いただきまーす」

十香「え!今日は皆カレェライスを食べていいのだな!」

士道「あぁしっかり食べろ」

白琴里「おかわりも良いぞー」

十香「!?」

四糸乃「遠慮……しないでください」

よしのん「今までの分も食べていいよー」

十香「うめっ うめっ うめっ」



18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 18:10:10.26 ID:PY2rC8sB0

十香「うむ!やはりこのカレェライスは絶品だな!」

士道「ははっそりゃどうも。玉ねぎの皮むきは四糸乃とよしのんが手伝ってくれたんだ」

十香「おぉそうだったのか!……んぐんぐ。うむ!この玉ねぎもうまいぞ!四糸乃、よしのん!」

四糸乃「ありがとう……ございます」

よしのん「んふふーまぁ四糸乃とよしのんの手にかかればこんなもんだよー」

琴里「おー四糸乃もよしのんも偉いのだー!」

士道「そうだな、ありがとう、四糸乃、よしのん」ナデナデ

四糸乃「あ……///」

十香「あっ!」

四糸乃「……///」トローン



19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 18:10:32.00 ID:PY2rC8sB0

よしのん「士道くん、士道くん、よしのんもよしのんもー!」

士道「ん?あぁ、ほら」ナデナデ

よしのん「んーいいねぇ。士道くんの手はさながら女の子を魅了する魔法の手だねぇ」

士道「ははっなんだよそれ」

十香「し、シドー!今度は私もお手伝いするからな!」

士道「ん?あぁその時は頼むよ十香」

十香「うむ!任せてくれ!」フンス

琴里「お兄ちゃん、私もお手伝いするぞー!」

士道「うん、琴里も頼むよ」

琴里「おー!」



20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 18:11:08.33 ID:PY2rC8sB0

士道「皆ありがとな。っとそういえば飲み物が無かったな。琴里、冷蔵庫から飲み物を」

四糸乃「あ、わたしが……取ります……」テクテク

士道「ん、すまないな四糸乃」

四糸乃「いえ……このくらい……」キィ カチャカチャ バタン

四糸乃「はい……どうぞ」

士道「ありがとな四糸乃……あぁ、そういえば四糸乃」

四糸乃「はい?」

士道「玉ねぎを剥いてる時に何か言いかけてたことあっただろ?」

四糸乃「……!?」



21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 18:11:47.90 ID:PY2rC8sB0

士道「あの時は十香が来て聞きそびれたけど何て言おうとしたんだ?」

十香「む?そうなのか?四糸乃。それは悪いことをしてしまったな。それで士道に何を言おうとしていたのだ?」

四糸乃「えっ……とあの……その……」

士道「確か次の休みの日……だったか?何か用事があるみたいだったけど」

十香「なるほど!用事か!ならば私がシドーの代わりに四糸乃の用事とやらを手伝うぞ!」

四糸乃「えっ、いや……あのし、士道さんじゃなきゃ……」

十香「なぁに遠慮はするな!四糸乃には日頃世話になっているからな!これくらい当然だ!」フンス

四糸乃「あの……」

十香「む。それとも私じゃ力不足ということなのか?」

四糸乃「そ、そういうことじゃなくて……」

十香「ならば是非手伝わせて欲しいのだ!」

四糸乃「うぅ……」

よしのん「あちゃーこれはちょっとマズイかなぁ」



23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 18:12:57.05 ID:PY2rC8sB0

琴里「……」

琴里「……」シュルシュル キュッ

黒琴里「士道」

士道「ん?あれ?どうした琴里、急にリボンを着け変えて。<ラタトスク>から何か指令か?」

琴里「最近暑いわよね?士道?」

士道「えっ?あぁ七夕も過ぎて夏らしい夏になってきたからな。今日も日中30度越えてて暑かったよ」

琴里「こう暑い日が続くと流し素麺でもしたくなるわね」

士道「流し素麺?素麺なら兎も角、何で急にまた流し素麺なんだ?」

琴里「したくなるわよね?ねぇ?十香」

十香「む?琴里、そのナガシソウメン?というのは何なのだ?ただの素麺とは違うのか?」



24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 18:13:29.52 ID:PY2rC8sB0

琴里「そうね。簡単に言うと……十香、ウォータースライダーって覚えてるかしら?」

十香「おぉ勿論だとも!プゥルで私と士道と琴里3人で乗った人が流れる滑り台だろう!アレは本当に楽しかった……。」

琴里「えぇ、それよ。簡単に言うとウォータースライダーで人の代わりに素麺を流すのよ。それが流し素麺」

十香「おおおおお!何なのだ!なんなのだそれは!とても凄そうなのだ!そんな神をも恐れぬ大業許されてもいいものなのか!?」

琴里「えぇ勿論よ」

十香「なんと……!それで食べ終わった後はそれで滑って遊ぶのだな!?」

琴里「流石にウォータースライダーその物では素麺は流さないわ。竹を半分に割ってその間に流すのよ」

十香「む……そうなのか。」

琴里「勿論、十香がまたプールに行きたいのであれば、また後日皆でプールに行きましょう」

十香「おお!また皆でプゥルに行けるのだな!それにその流し素麺……凄く食べてみたいぞ!」



25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 18:14:01.44 ID:PY2rC8sB0

士道「ちょ、ちょっと待ってくれ。竹なんてそう簡単に手に入るものじゃないだろ!

    それに流し素麺セットなら確かあっただろ?アレでもいいじゃないか」

琴里「竹を含め流し素麺の台は<ラタトスク>で用意するわ。それにあんな小さな流し素麺セット何て今時誰も喜ばないでしょう?」

士道「琴里、お前去年はあんなに喜んで毎日毎日『流し素麺しよう!流し素麺しよう!』って親にせがんでたのに……」

琴里「~~っ///い、いいから!それにホラ!十香だって凄くやりたがってるのよ!やるの!やらないの!?」

十香「し……シドー……?うぉーたーすらいだーで流し素麺……ダメか?」

士道「い、いや別にダメっていってるわけじゃ……。分かった、分かったよ!やろう、流し素麺!」

十香「おぉ本当か!シドー!」

士道「あぁ。で、いつやるんだ?」



26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 18:14:33.90 ID:PY2rC8sB0

琴里「そうね、<ラタトスク>で竹を調達する都合もあるから……今週の休みの日、日曜日の昼からなんてどう?」

四糸乃「えっ……」

十香「おお!日曜なら学校も休みで丁度よいな!」

士道「まぁ日曜なら問題ないか……」

琴里「それでその前日、土曜日なんだけれど……士道、貴方は素麺の買い出しに行きなさい」

士道「それは構わないが……まだ素麺は家に余ってるのがあるだろう?」

琴里「せっかく本格的なセットを用意するのに主役の素麺は普通なんて味気なさすぎるでしょう?

   良い物を買ってきなさい。心配しなくても素麺の注文やその分のお金は<ラタトスク>が負担するわ。士道は取りにいくだけでいいから」



27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 18:15:13.68 ID:PY2rC8sB0

十香「そ、その中にはピンク色の麺はあるのか!」

琴里「多分入っていると思うわ。それに……ピンクどころか緑なんていうのもあるんじゃないかしら」クスクス

十香「おお……!」

士道「それなら<ラタトスク>で取りに行けばいいんじゃ……」

琴里「まだ話は終わってないわ。士道、貴方そろそろ修学旅行何だしついでに旅行の買い出しも済ませてきちゃいなさいよ」

士道「あー、そういえばもうそんな時期か……最近色々有り過ぎてすっかり忘れてたよ」

十香「む、そういえば私もこの前その修学旅行の買い出しとやらを亜衣や麻衣、それに美衣から土曜日に一緒に行こうと約束していたな」



28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 18:15:48.24 ID:PY2rC8sB0

琴里「あらそうなの?なら好都合ね」

士道「ん?何がだ」

琴里「んっ、気にしないで……まぁでも士道はお間抜けさんだから一人だけだと何か買い忘れしそうよね」

士道「誰がお間抜けさんだ!」

琴里「だから、そうね……四糸乃、悪いんだけど土曜日に士道の買い出しに付きあってくれないかしら」

四糸乃「……えっ」

琴里「士道一人だけじゃ不安だからね。四糸乃やよしのんも入れば忘れ物するなんてことないでしょうし……頼めるかしら?」

四糸乃「えっ……あの……」



29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 18:16:25.09 ID:PY2rC8sB0

十香「む。それならば士道も私たちと一緒に買い物をするというのはどうだ?そうすれば忘れ物も無くなるし、それにきっと楽しいぞ!」

士道「い、いやそれは」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

亜衣「えっ五河君も一緒に来るの?」

麻衣「私達今日修学旅行用の下着や水着とかも買うんだけど……まさかそれが目当て?」

美衣「マジ引くわ―」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

士道「それは……辞めておく」

十香「むぅ……それは残念だ」



30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 18:16:53.91 ID:PY2rC8sB0

琴里「それで四糸乃、どうするの?」

四糸乃「あの……えっと」

よしのん「まっかせてよー!士道くんのことならちゃあんとお世話してあげるからー」

四糸乃「よ……よしのん……」ボソボソ

よしのん「いいじゃない最初からデートに誘う予定だったんだし、これもデートみたいなものだよ」ニヒヒ

四糸乃「で……デー……///」

よしのん「まぁ四糸乃が無理っていうなら無理強いはしないけどさぁ」ボソボソ

四糸乃「! ……わ、私も一緒に……いきます!」



32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 18:17:30.56 ID:PY2rC8sB0

士道「良いのか?四糸乃。琴里が言うことなんだから無理しなくたって」

四糸乃「いえ……一緒に行かせてください」

よしのん「四糸乃もこう言ってるんだしさ。任せてよ士道くん」

士道「ん、そっか……ありがとな四糸乃」

琴里「悪いわね四糸乃、よしのん。まぁ只でとは言わないわ。そうね

   ……士道、四糸乃は余り夏用の服持っていないようだから四糸乃に見繕ってあげなさい。」

士道「ん?何で俺が。いや俺は構わないけど令音さんや他の<ラタトスク>のクルーに選んで貰ったほうが良いんじゃないか」

琴里「はぁ。ったくこれだから士道は……。いいから選んであげなさい!その方が四糸乃も喜ぶでしょうし」



33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 18:17:59.81 ID:PY2rC8sB0

士道「ぐっ、何だよそれ……俺なんかで本当にいいのか、四糸乃?変なのを選びそうで心配なんだが」

四糸乃「はい……私も士道さんに選んで欲しい……です。それに、し……どうさんが選んでくれ……たものなら何でも嬉しいです///」

士道「そっか……分かったよ!」

よしのん「良かったねー四糸乃ー」

四糸乃「う……うん!」

琴里「はいはい。じゃあ決まった所でカレーを食べてしまいましょう。せっかくのカレーが冷めてしまっては勿体ないわ」

十香「うむ!そうだな!流し素麺も楽しみだが今日のカレェも絶品だからな!」モグモグ

四糸乃「は……い!」

よしのん「何て言ったって四糸乃とよしのんが手伝ったカレーだからねー。」

士道「ははっそうだな」

ワイノワイノ








34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 18:18:22.90 ID:PY2rC8sB0

十香「それじゃあシドー!また明日学校でなのだ!」

四糸乃「おやすみ……なさい」

よしのん「士道くん、琴里ちゃんおやすみー!」

士道「あぁ、おやすみ十香、四糸乃。また明日な」

黒琴里「えぇ、おやすみ」

バタン

琴里「さて、明日も早いわ、私たちも早く寝てしまいましょう」テクテク

士道「あぁそうだな。っと俺は風呂に入らないと」

コンコン

士道「ん?」

琴里「? どうかしたの士道?」



35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 18:18:56.83 ID:PY2rC8sB0

士道「あ、いや何でもない先に行っててくれ」

琴里「ん、そう分かったわ」テクテクガチャ バタン

士道「さっきノックが聞こえたような気がしたけど……気のせいかな」

コンコン

士道「! やっぱり気のせいじゃなかったか」

ガチャ

四糸乃「し……士道さん」

士道「四糸乃じゃないか。どうした?何か忘れ物か」

四糸乃「……」フルフル

士道「ん、じゃあ……」



36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 18:19:30.47 ID:PY2rC8sB0

四糸乃「あ、あの土曜日……楽しみにして……ますね……!」ニコッ

士道「あ、あぁ」ドキッ

四糸乃「そ……それだけなので……おやすみなさい士道さん///」

士道「お、おやすみ四糸乃……」

バタン

士道「な、何だよ急に……」ドキドキ

ガチャ

琴里「士道、何してるの?」

士道「い、いや何でもないすぐ行く!」

琴里「そう、変な士道」バタン

士道「ふぅ……土曜日か……楽しみだな」



37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 18:20:03.02 ID:PY2rC8sB0






土曜日 AM9:55 天宮駅パチ公前

黒琴里『士道、<フラクシナス>から四糸乃を転送したわ。今日はインカムからの連絡は基本的にしないけれど

   一応近くに<ラタトスク>の機関員を配置してあるから何かあったら連絡しなさい」

士道「分かった。ありがとな琴里」

琴里『いーい?しっかり四糸乃をエスコートしなさいよ?』

士道「ん、分かってるって」

琴里『それじゃ四糸乃をお願いね』

士道「了解」プツン



38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 18:20:24.51 ID:PY2rC8sB0

士道「四糸乃、よしのん、おはよう」

四糸乃「あ、士道さん、おはよう……ございます。遅くなってすいませんでした」

士道「いや、俺も今来た所だよ」

よしのん「おっはよー士道くーん。昨晩は今日の四糸乃の私服姿を想像しながら悶々と眠れぬ夜を過ごしたかなー?」

四糸乃「よ、よしのん……!」バッ

よしのん「むー!むー!」ジタバタ

士道「はははっ。うん、でも四糸乃その服、凄く可愛いぞ」

四糸乃「~~っ///あ、りがとう……ございます///」

よしのん「ふぅーん士道くんさっすがプレイボーイだねー」ニヤニヤ



39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 18:20:50.40 ID:PY2rC8sB0

士道「だ、誰がプレイボーイだ!ったく。……よしじゃあ行こうっか、四糸乃」テクテク

四糸乃「は、はい」

よしのん「ホラ……四糸乃」ボソボソ

四糸乃「う、うん!」ボソボソ

士道「ん?どうしたんだ四糸乃」

四糸乃「あ、あ……あの士道さん」

士道「なんだ?四糸乃」

四糸乃「あ、あの……そのだ、ダメじゃ無かったらでいいんですけど……私と……」

士道(あれ?この光景どこかで……。あぁ……)



40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 18:21:13.84 ID:PY2rC8sB0

士道「四糸乃、ほら」スッ

四糸乃「えっ、あ……あの士道さん?」アセアセ

士道「あ、あれ。手を繋ぎたかったんじゃ……す、すまない!変なこと言った!忘れてくれ!」アセアセ

四糸乃「ち、違います!あのちょっと驚いちゃって……あ、あの私、士道さんと手……繋ぎたいです///」

士道「あぁ……うんその……はい///」スッ

四糸乃「……///」ニギッ

士道「……///」

四糸乃「士道さんの手……暖かい、です……」

よしのん「ヒューヒュー!お似合いだよ、お二人さんっ!」

士道「///」

四糸乃「///」



41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 18:21:43.38 ID:PY2rC8sB0

よしのん「それにしても士道くん、ちゃんとあの時のこと覚えててくれたんだねー」

士道「そ、それはあんなこともあったら……忘れられるわけ……」チラッ

四糸乃「……?私の……お尻に何か付いてます?」

士道「~~っ///いや!何でもない!何でもないぞ四糸乃!!さぁ行こうか!四糸乃!」

四糸乃「? はい」

よしのん「……士道くんも男の子だねぇ」ニヤニヤ



43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 18:22:38.43 ID:PY2rC8sB0

士道「じゃあまずは悪いけど修学旅行の買い出しから手伝って貰おうっか」

四糸乃「……はい」コクコク

よしのん「ん?素麺はいいの?」

士道「まぁ食べ物だしな。あまり長い間持ってても悪くするだけだろうし最後でいいだろう」

よしのん「ふーんなるほどねー」

士道「じゃあまずはハブラシセットにシャンプーセットそれに着替えた衣服を入れる袋に新しい着替えに、

   後は折りたたみ傘……一応酔い止めと絆創膏も買っておくか」

四糸乃「いっぱい……買うんですね」

士道「まぁ二泊三日するわけだから、それなりに準備はしていかないとな」

四糸乃「そう、なんですか」



44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 18:23:14.05 ID:PY2rC8sB0

士道「ところで四糸乃、今更だけど修学旅行って知ってるか?」

四糸乃「はい。令音さんに、教えてもらいました。普段とは別のところで生活して……

     教養や知識を深めるための勉強の為の旅行……ですよね」

士道「確かにそれであってるんだが……勉強……。」

四糸乃「違い……ましたか?」

士道「い、いや違わないぞ!四糸乃は物知りだなー」

四糸乃「そ、そんなこと……ないです」テレテレ

よしのん「四糸乃はちゃあんと勉強してるからねー偉い偉い」ナデナデ

四糸乃「えへへ……」

士道「じゃあ早速買い物カゴに入れて行こうか。頼むぞ四糸乃、よしのん」

四糸乃「……はい!」

よしのん「おっけー」







46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 18:23:42.46 ID:PY2rC8sB0

士道「よし、これで一通り買ったかな?」ガサゴソ

四糸乃「士道さん……あとこれも」

士道「ん?あっ酔い止めと絆創膏か!すっかり忘れてたよ。ありがとな、四糸乃」

四糸乃「いえ……これくらい」

よしのん「さっすがだねー四糸乃ー」

士道「じゃあこれで全部だよ……な。よし、大丈夫!」ガサゴソ

よしのん「んふふー士道くぅん。ひーとーつ、まだ忘れ物があるよぉ」ニヤニヤ

士道「ん?まだ何かあったか?これで全部だったはずだけど……」ガサゴソ

四糸乃「私も、これで全部だと……思いました。よしのん、忘れ物って何?」



47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 18:24:10.35 ID:PY2rC8sB0

よしのん「これこれー」スッ

士道「ん?これは……って!これコンドー……!」

四糸乃「……?何ですかそれ?」

士道「いいいいいいやなんでもないぞ四糸乃!本当に何でもない!」

四糸乃「??」

よしのん「いやー士道くんなら旅行中必要になるのかなーって思ってぇ。そーれーとーも、旅行前に四糸乃で試しちゃう?」グフフ

四糸乃「私で……試す?」

士道「よしのん!てめぇ!俺の心のオアシスに何を言ってるんだ!」

よしのん「いやん、士道くんこわーい」



48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 18:24:36.09 ID:PY2rC8sB0

四糸乃「し、士道さん。あんまり……よしのんを怒らないであげてください」

士道「し、しかしこれはだなぁ……」

四糸乃「よしのんは……きっと私の為を思って言ってくれてるんだと思います」

士道「いや、多分それは無いと思うけど……」

四糸乃「それに……よく分かりませんがもし私がお役に立てるなら……私で試して貰っても構いません」

士道「なっ……」ダラダラ

よしのん「ヒュー四糸乃やるぅ」

士道「頼む!よしのんは黙っててくれ!」



49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 18:25:07.62 ID:PY2rC8sB0

四糸乃「士道さん、私大丈夫ですから」ギュ

よしのん「士道くーん。四糸乃もこう言ってるんだしさ?ね?」

士道「~~っ///だ、ダメだダメだ!絶対にだめだ!これは返してくるから!四糸乃はここで待っててくれ!」ダッ

四糸乃「あっ……」

よしのん「あちゃー、ちょっと押し過ぎちゃったかなー」

四糸乃「……よしのん。結局あれって何に使うものなの?」

よしのん「んー、まぁそれは士道くんから後で直接に……ね?」

四糸乃「……?うん」



50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 18:25:41.12 ID:PY2rC8sB0





士道「よし、これで俺の分の買い物は大丈夫だな」

四糸乃「はい、大丈夫だと……思います」

よしのん「んー、いっぱい買えたねー」

士道「ったく……まぁありがとな。四糸乃、よしのん。それじゃあ次は」

四糸乃「……」クー

四糸乃「……っ///」ワタワタ

士道「……ん?今のは」

よしのん「あーお腹が空いてよしのんのお腹の音鳴っちゃったよー。士道くぅん、よしのんのお腹ペコペコだよー」サスリサスリ



51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 18:26:13.20 ID:PY2rC8sB0

四糸乃「よ……よしのん」

士道(何だか四糸乃の精霊の力を封印する前に、四糸乃と一緒によしのんを一緒に探してた時を思い出すな)クスクスッ

士道「もうこんな時間だしな。じゃあ次の買い物行く前に先にご飯でも食べて行こうか」

四糸乃「は……はい///」

士道「じゃあホラ」スッ

四糸乃「あっ……」ニギッ

テクテクテクテク



52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 18:26:45.79 ID:PY2rC8sB0





カランカラン


店員「いらっしゃいませ。何名様でしょうか?」

士道「2人です」

よしのん「士道くん士道くん、よしのんもー」

士道「ちょ、よしのん」

店員「かしこまりました。3名様ですね」クスクス

士道「あ、何だかすいません……」

店員「いえいえ、ではこちらへどうぞ」ニコッ



53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 18:26:53.88 ID:26kejPGb0

四糸乃ちゃんはマジで天使



54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 18:27:18.01 ID:PY2rC8sB0

店員「こちら、メニューでございます」

士道「どうも」

店員「ご注文が決まりましたら、お呼び下さい」ペコッ

士道「……ふぅ。空いている店があって良かったな」

四糸乃「はい」コクコク

よしのん「そうだねぇ。他のお店は人がいっぱいだったし空いてて良かったよ」

士道「じゃあ早速頼むけど、決まったら教えてくれよ」

四糸乃「はい……、分かりました」

よしのん「よしのんは四糸乃から貰うから大丈夫だよー」

士道「ん、了解、じゃあどれにしようかなぁ」ジーッ

四糸乃「……」ジーッ



55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 18:27:46.05 ID:PY2rC8sB0

士道「んっと……四糸乃、メニュー決まったか?」

四糸乃「はい大丈夫です」

よしのん「よしのんも大丈夫だよー」

士道「じゃあっと」ピーンポーン

ハーイ

店員「お待たせ致しました。ご注文はお決まりでしょうか?」

士道「はい、じゃあ俺はホワイトソースパスタと……四糸乃は?」

四糸乃「……」スッ

士道(ん……これは)

士道「じゃあ親子丼1つ」



56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 18:28:11.98 ID:PY2rC8sB0

店員「かしこまりました。では、ご注文を繰り返させていただきます。

   ホワイトパスタがお一つ、親子丼がお一つ以上でよろしいでしょうか?」
   
士道「はい大丈夫……あっ……いえ大丈夫です。」

店員「? かしこまりました、メニューをお下げ致します。」

士道「はいお願いします」

よしのん「この待っている間の時間が待ち遠しくて時間が長く感じちゃうよねぇ」

士道「お腹が空いてる時には特にな」

四糸乃「私も、お腹ペコペコ……です」

士道「そうだな、もう少しの辛抱だぞ四糸乃。っとすまないちょっとトイレに」ガタッ

四糸乃「あっ……はい」

よしのん「いってらっしゃーい」

士道「すぐ戻るよ」テクテク



スイマセーン



57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 18:28:44.71 ID:PY2rC8sB0

よしのん「四糸乃ー」

四糸乃「?」

よしのん「士道くんとのデート楽しい?」

四糸乃「うん……楽しいよ」

よしのん「そっかぁ良い感じだねぇ。士道くんも満更でもなさそうだしね」

四糸乃「ほ、本当に?士道さんも?」

よしのん「本当本当。もうどこから見ても恋人同士って感じだよー?」

四糸乃「こ……こい……」テレテレ

よしのん「ん?四糸乃は嫌だった?恋人同士に見られるの」

四糸乃「そ、そんなことない。士道さんと恋人同士に見られて……」

士道「ん?俺がどうしたって?」

四糸乃「~~っ///」ガタッ



58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 18:29:10.47 ID:PY2rC8sB0

よしのん「んとねぇ士道くんは女ったらしだよねーって話してたんだよー」ヒヒヒ

士道「誰が女たらしだ!ったく……。」

よしのん「お、おかえり……なさい」

士道「ん、ただいま」ストッ

四糸乃「ふぅ……」

士道「ん?大丈夫か四糸乃、歩き疲れたんじゃないのか?」



59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 18:29:40.75 ID:PY2rC8sB0

四糸乃「い、いえ。全然大丈夫です」フルフル

士道「ん、なら良いんだ。だけど疲れたら言ってくれよ?」

四糸乃「はい」コクコク

よしのん「そうだよー四糸乃ー。疲れたらいつでも言うんだよー。」

四糸乃「? うん」

よしのん「そうすれば士道くんがいつでも『休憩できる所』に連れて行ってくれるからー」ニヤニヤ

四糸乃「休憩できるところ?喫茶店とか?」

よしのん「んー、そういう所でも良いんだけどー、そうだなぁシャワーを浴びれたり、寝られたりできる所かなー」ニヤニヤ

士道「ちょ、よ、よしのん!何言って!」

よしのん「あれれー?士道くん何で顔真っ赤にしてるのー?」

士道「な、何でって……!」



61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 18:30:12.36 ID:PY2rC8sB0

よしのん「よしのんはー、士道くんに頼めば琴里ちゃんや令音さんに連絡を取って貰えて

     いつでも<フラクシナス>で休憩できるよねって言おうとしただけなのにー」

よしのん「士道くんってばどこを想像しちゃったのかなー」ニヤニヤ

士道「~~っ///」

よしのん「ねぇねぇ士道くんってばー」

四糸乃「士道さん?」キョトン

士道「い、いやそうだな、疲れたら<フラクシナス>に連絡を取るから遠慮なくいうんだぞ、四糸乃」

四糸乃「? はい」



62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 18:30:49.39 ID:PY2rC8sB0

士道「と、ところで四糸乃、さっき頼んでた親子丼なんだけど!」

四糸乃「……何か、ありましたか?」

士道「い、いや何だか四糸乃と一緒によしのんを探してた時のことを思い出すなーって思ってさ」

四糸乃「あ……」

よしのん「それって四糸乃とよしのんが士道くんと初めて会った後の時の?」

士道「そう、その時。それであの後によしのんを探す四糸乃と偶然再会したんだけど」

よしのん「あの時は面倒かけたねー。でぇもぉ探してる所に会うなんて運命って奴じゃないかなぁ」

士道「? あぁ確かにそうかもな」

四糸乃「……っ///」

よしのん「へぇ~」ニヤニヤ



63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 18:31:12.88 ID:PY2rC8sB0

士道「それで四糸乃と一緒によしのんを探してたんだけど、途中でお腹が空いてな」

よしのん「うんうん」

士道「今回と同じようにどこかでご飯でも、と思ったんだけど、近くのお店は全部休業しててさ」

よしのん「まぁよしのん達が暴れちゃったからねぇ、それでどうしたの?」

士道「うん、そこでお店を探し回るのも大変だろうから一番確実な方法として」

よしのん「うんうん」

士道「家に招いたんだ」

よしのん「へぇー、で、それでそれで」ニヤニヤ

士道「それで俺が料理を作って一緒に食べたんだけど、その時作った料理が親子丼でさ」

よしのん「なるほどねぇ~」ニヤニヤ



64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 18:32:05.27 ID:PY2rC8sB0

四糸乃「あの時士道さんに作って貰った……親子丼は凄く……美味しくて、暖かくて……嬉しくて……」

四糸乃「だから……私にとってこの料理は特別な……料理なんです……」

よしのん「そっか……、良かったね、四糸乃」

四糸乃「うん!」

士道「でも何だか恥ずかしいな。それに、どうせならもっと豪勢な料理にすれば良かったかな」タハハ

四糸乃「そ……んなことないです!士道さんの作ってくれた親子丼凄く凄く美味しかったです!」

士道「そっか……ありがとうな四糸乃」

四糸乃「い……いえ」

よしのん「ふーん」ニヤニヤ



66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 18:33:33.33 ID:PY2rC8sB0

店員「お待たせ致しましたー。こちら親子丼のお客様」

士道「えーとこっちの方に」

よしのん「お姉さん、こっちだよー!」フリフリ

店員「はい、どうぞ」クスクス

店員「ではこちらホワイトソースパスタになります。」

士道「はい、どうも」

店員「ではごゆっくりどうぞ」ペコッ

士道「よし、じゃあ食べようか」

四糸乃「はい」

よしのん「だねー」

三人「いただきまーす」



70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 18:36:14.91 ID:GlAvmn4U0

士道「……」モグモグ

四糸乃「……」モグモグ

士道「四糸乃、美味しいか?」

四糸乃「……はい、美味しい……です。士道さんはどうですか?」

士道「あぁ、これも美味しいよ。それにお腹が空いてるとより美味しく感じるな」

四糸乃「そう、ですね」

よしのん「空腹は最高のスパイスって言うぐらいだからねー」

士道「ハハッそうだな」



75:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 18:40:01.14 ID:GlAvmn4U0

よしのん「四糸乃、四糸乃」ボソボソ

四糸乃「なぁによしのん」ボソボソ

よしのん「ほーら、やってあげたがってたアレアレ」ボソボソ

四糸乃「っ///だ、大丈夫……かな」ボソボソ

よしのん「大丈夫だってよしのんが保障するから」ボソボソ

四糸乃「う……うん!」ボソボソ

士道「ん?どうした四糸乃?」



77:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 18:44:48.74 ID:GlAvmn4U0

四糸乃「は、はい!……あああのああのあの士道さん」

士道「ど、どうした四糸乃。喉に食べ物でも詰まったか?水飲むか?」ガタッ

四糸乃「い、いえそうじゃなくてあの……」

よしのん「頑張って四糸乃!」ボソボソ

四糸乃「……うん!あ、あのこの親子丼凄く美味しいです!」

士道「えっあ、うんそれは良かったな」

四糸乃「な、なので私一人だけ……食べるのも勿体ないので……し、士道さんも一口……どうですか?」

士道「えっ、良いのか?貰っちゃって?」

四糸乃「は、はい!」



79:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 18:48:45.11 ID:GlAvmn4U0

士道「それじゃあ遠慮なく」スー

四糸乃「あ、あの士道さん!」

士道「ん?」

四糸乃「そ、そうじゃなくてえと……」

士道「?」

四糸乃「あ、あー……ん」

士道「よ……四糸乃!?」

四糸乃「……っ///」

士道「四糸乃……これは」

四糸乃「士道さん……早く……///」プルプル

よしのん「士道くんほーら食べてあげなよー」ニヤニヤ

ヤダーカワイー ナニアレチュウコウセイカップルー? ウイウイシイワネー

ロリッコカワイスギワロタwww ヤベ…マジオッキスル



80:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 18:50:46.65 ID:hQsJ6l0H0

四糸乃の外見年齢ってアニメ見るかぎりだと小4くらいか



81:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 18:53:17.02 ID:GlAvmn4U0

士道「~~っ///じゃ、じゃあ遠慮なく」

四糸乃「はい……どうぞ///あ……あ~ん」

士道「……あ~ん」

パクッ

士道「……///」モグモグ

四糸乃「……///」カァァァ

よしのん「どうだったー士道くーん」ニヤニヤ

士道「あ、あぁ美味しかったよ」

よしのん「そっかー良かったねー四糸乃ー」

四糸乃「う、うん///」

士道「はぁ……」ドキドキ



82:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 18:58:27.76 ID:GlAvmn4U0

よしのん「とーこーろーで、四糸乃ー」

四糸乃「な、なに?よしのん?」

よしのん「士道くんのパスタも美味しそうだとは思わない?」

四糸乃「?うん、そうだね」

よしのん「だよねー。だってさ!士道くん」

士道「え?あぁ勿論俺のも食べていいぞ四糸乃」

よしのん「もう士道くんー」ヤレヤレ

士道「え?」

よしのん「勿論『あーん』して四糸乃に食べさせてあげるに決まってるじゃない」



85:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 19:02:37.44 ID:GlAvmn4U0

士道「なっ!」

四糸乃「……っ!」

士道「そ、そんなことっ///」

よしのん「あれあれー士道くんはしてくれないのー?四糸乃はしてくれたのにー?」

士道「そ、それは……」

よしのん「それにー」チラッ

士道「え?」チラッ

四糸乃「し、士道さん。ダメ……ですか?」ウルウル



88:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 19:07:06.82 ID:GlAvmn4U0

士道「~~っ///分かった!分かったから!」

よしのん「んふふー」

四糸乃「あ、りがとう……ございます」パァァ

士道「じゃ、じゃあ……」マキマキ

よしのん「士道くん士道くん」

士道「ん?なんだよしのん」

よしのん「勿論『士道くんのホワイトソース』もたぁっぷり絡めてね」

士道「よ、よしのん!」

四糸乃「?」



90:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 19:13:00.06 ID:GlAvmn4U0

よしのん「そりゃホワイトソースパスタだからね。ホワイトソースを絡めるのは当然でしょぉ?」ニヤニヤ

士道「ぐっ……分かったよ!」マキマキ

士道「よし……じゃ、じゃあ四糸乃」

四糸乃「は、はい」

士道「あ、あ~ん///」

四糸乃「あ~……ん///」パクッ

士道「……」ドキドキ

四糸乃「……///」モグモグ



92:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 19:17:07.38 ID:GlAvmn4U0

よしのん「ん?四糸乃ー『士道くんのホワイトソース』口から垂れてるよー」

士道「」ビクツ

よしのん「『士道くんのホワイトソース』の量が多かったからね。しょうがないっか。今拭いてあげるからねー」フキフキ

四糸乃「……」モグモグ

よしのん「四糸乃ぉ大丈夫?じゃあ『士道くんのホワイトソース』をごっくんしようっか」

四糸乃「……」ゴックン

士道「……」ブルブル

よしのん「良く出来たねー四糸乃。で、『士道くんのホワイトソース』どうだった?」

四糸乃「『士道さんのホワイトソース』、凄く、美味しかった……です」







93:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 19:18:03.92 ID:GlAvmn4U0

四糸乃「ご馳走様……でした」

よしのん「ごちそうさまー」

士道「御馳走様でした」

よしのん「いやー美味しかったねー四糸乃ー」

四糸乃「うん……美味しかったけど」

士道「ん?」

四糸乃「やっぱり、士道さんが作ってくれた親子丼の方が……美味しかったです」

士道「そ、そうか……///」テレテレ



94:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 19:22:43.56 ID:GlAvmn4U0

四糸乃「士道さんは……どうでした?」

士道「美味しかったけど、何だか疲れたよ」

四糸乃「大丈夫……ですか?」

士道「あぁ、いや大丈夫大丈夫!」

四糸乃「無理……しないでくださいね?」

士道「あぁ大丈夫だよ四糸乃」

よしのん「入った時と立ち場が逆になっちゃったねー」

士道「ハハハ、本当だな」



95:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 19:25:01.91 ID:FaslsvS+0

なぜかよしのんがパペットじゃなくてウサギの着ぐるみ着たおぢさんのイメージになった…



97:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 19:25:56.86 ID:GlAvmn4U0

店員「失礼致します。デザートの方お持ちしてよろしいでしょうか?」

士道「あぁ、お願いします」

店員「かしこまりました。少々お待ちくださいませ」

四糸乃「……えっ?」

よしのん「んー?デザート何て頼んでたっけ?」

士道「さっきトイレに行った時にな。すぐ来ると思うよ」

よしのん「なんだろうねー楽しみだねー」

四糸乃「うん!」



99:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 19:29:15.95 ID:GlAvmn4U0

店員「お待たせ致しました。かき氷のブルーハワイ味とメロン味です」

四糸乃「わぁ」ワタワタ

よしのん「おぉーこれは花火大会の時に食べたのだねー」

士道「そうそう、四糸乃が大分気に入ってたみたいだからな」

四糸乃「士道さん……」パァァ

士道「さ、溶ける前に食べちまおうぜ」

四糸乃「は、はい」カキマゼカキマゼ

士道「っと、四糸乃」

四糸乃「? はい」



100:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 19:32:15.96 ID:GlAvmn4U0

士道「急いで食べるとまたアイスクリーム頭痛になるから、溶けるって言ってもゆっくり食べような」

四糸乃「あ、そうでしたね……美味しそうな名前の頭痛ですけど、痛いのは嫌です」

よしのん「四糸乃ったら前は頭がキーンってなってたからねー」

四糸乃「よ、よしのん」

士道「そうだったな」クスクス

四糸乃「し、士道さんまで///」カァァァ

士道「じゃあゆっくりな四糸乃」

四糸乃「は、はい!」



102:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 19:36:16.31 ID:GlAvmn4U0

士道「……」シャクシャク

四糸乃「……」シャクシャク

四糸乃「……っ!……っ!」ワタワタ

士道「だ、大丈夫か!?四糸乃!アイスクリーム頭痛か?」

四糸乃「い、いえ大丈夫です。……士道さん」

士道「何だ?四糸乃」

四糸乃「冷たくて……甘くて……だけどアイスとは違っていて……やっぱり、革命的です!」

士道「ハハハ、そうだな」クスクス



104:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 19:42:32.17 ID:GlAvmn4U0

四糸乃「♪」シャクシャク

士道「……」シャクシャク

四糸乃「♪」シャクシャク

四糸乃「……!?し、士道さん!」

士道「どうした四糸乃!?」

四糸乃「し、士道さんの、舌が……緑色に!」

士道「舌?あぁ……これか」

四糸乃「……っ!」コクコクコクコク



105:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 19:46:29.11 ID:GlAvmn4U0

士道「大丈夫だぞ四糸乃。これはかき氷のシロップだ」

四糸乃「シロ……ップ?」

士道「あぁ、このかき氷の上に掛っている緑色のシロップが舌に移ったんだよ」

四糸乃「あ、そう……だったんですか……」ホッ

士道「ん?ふふ……ほら四糸乃ちょっと舌出して」ゴソゴソ

四糸乃「?」ベー

カシャ

四糸乃「……っ!?」



106:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 19:50:47.74 ID:GlAvmn4U0

士道「携帯のカメラで四糸乃を撮って見たんだけどさ、ホラ……舌が青色になってる」

四糸乃「あっ……本当ですね」

士道「だろ?」

四糸乃「何だか……変、ですね」クスクス

士道「あぁ。そう、だな」クスクス

よしのん「二人で舌が変でお揃いだねー」
 
四糸乃「よ、よしのん」

士道「あぁ、お揃いだ」クスクス

四糸乃「し、士道さんまで……」

ハハハッ…




折紙「あれは士道と……ハーミット?」



108:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 19:57:14.87 ID:GlAvmn4U0





十香「うむ!これで修学旅行に必要な物は全部揃ったな!」

亜衣「そうね十香ちゃん。だけど今買ったのはあくまで旅行に必要な最低限のものよ!」

麻衣「あれを買わずして全部揃ったとは言えないわ!」

美衣「マジ引くわー」

十香「む、そうなのか?修学旅行とは奥深いものなのだな。それで『あれ』というのは何なのだ」

亜衣「よくぞ聞いてくれたわ十香ちゃん!『あれ』。そう、それは……勝負下着よ!」

麻衣「勝負下着を買わずして修学旅行の準備が終わったとは言えないわ!私たちに見せる相手はいないけど……!」

美衣「マジ引くわー……」ショボン



110:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 20:01:22.01 ID:GlAvmn4U0

十香「勝負下着?それは一体何なのだ?」

亜衣「勝負下着、そう、それは古来より伝わる伝説のランジェリー」

麻衣「その下着を身につけ、意中の相手に見せつければ相手は恋に落ちるどころか冥府の底まで叩き落ちるとされているわ」

美衣「マジ引くわー!」ウンウン

十香「な、冥府の……。そ、それは困るぞ!そんなのを見せてしまって士道に死なれてしまったら、私は……」ウルッ

亜衣「あー、ごめんごめん十香ちゃん。冥府に落ちるって言うのは冗談よ」アワアワ

麻衣「そうそう、だから泣かないで十香ちゃん」アワアワ

美衣「マジ引くわー」アワアワ



111:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 20:04:35.39 ID:GlAvmn4U0

十香「む……そうなのか?見せても士道は死なないのか?」グズ

亜衣「大丈夫だよー、だから安心して十香ちゃん」

麻衣「五河君ったらこんな良い子を放っておいて……!」

美衣「マジひくわー!!」

十香「うむ。なら良いのだ!」ニカッ

亜衣「あーもう十香ちゃん可愛すぎ!でもね十香ちゃん。相手を恋に落とすって言うのは本当なのよ?」

麻衣「だから私達も選んであげるから勝負下着買ってみない?」

美衣「マジ引くわー」ウンウン



112:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 20:06:26.32 ID:K9oHvPYTP

マジ引くわーの子は言語障害かなにか?



113:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 20:09:00.87 ID:GlAvmn4U0

>>112
美衣ちゃんはアニメだとマジ引くわしかセリフがないけど
原作では普通に喋るちょっと過激で父親が殺し屋(自称)の可愛い女の子だよ



114:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 20:10:37.16 ID:GlAvmn4U0

十香「し、しかし……士道に下着を見せるのはその……恥ずかしいぞ」モジモジ

亜衣「まぁ確かにね、だけど何も今すぐ見せろっていうわけじゃないからね」

麻衣「そうね。十香ちゃんが五河君に見せても良い、見せたいと思える状況が来るようなら着ればいいのよ」

十香「そう……なのか?」

亜衣「さっきは修学旅行には必須、なんて言ったけど修学旅行中じゃなくてもっと後でも良いのよ」

麻衣「急ぎ過ぎても、失敗するだけだしね」

十香「むぅ。そういうものなのか」

亜衣「だから十香ちゃん。今回はとりあえず買っておいて何時でも好きなときに着られる状況にしておけばいいのよ」

麻衣「そうそう、それに鳶一さんに一歩リードするチャンスよ!」

美衣「マジ引くわー!!!」グッ



115:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 20:16:40.59 ID:GlAvmn4U0

十香「うむ。そういうことなら……お願いしてもいいか……?」

亜衣「勿論よ!任せて十香ちゃん!」

麻衣「私達にかかれば五河君なんてイチコロよ!」

美衣「マジ引くわー!!!!」グッ

十香「うむ!では宜しく頼むのだ!……と、ちょっとその前に厠へ行ってくるのだ」

亜衣「ん、了解じゃあここで待ってるわね」

麻衣「迷わないように気をつけてねー」

美衣「マジ引くわー」ヒラヒラ

十香「すぐ戻るー!」



116:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 20:20:44.19 ID:GlAvmn4U0

亜衣「さぁて、十香ちゃんが戻るまでどうしてよっか」

麻衣「とりあえずそこのベンチに座って待ってよう」

麻衣「マジ引くわー」ウンウン

亜衣「ふぅ……」ヨッコイショ

麻衣「んー、十香ちゃんの下着どんなのにしようっかー」

亜衣「そうだねー。黒で大人っぽく決めるか、赤で情熱的に攻めるか」

麻衣「それともギャップ狙ってお子様っぽくいっちゃう?」ニシシ

美衣「マジ引くわー」



117:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 20:23:27.92 ID:GlAvmn4U0

亜衣「んー、そういうのも良いけど、ああいった手前ちゃんと真面目に選んであげないとね」

麻衣「そうだねー。せっかくだから良い物選んであげたいよね。」

亜衣「まぁ、まぁそれはそれとして……」

麻衣「十香ちゃんを合法的に着せ替え人形に出来るんだから、そこは楽しんじゃっても罰は当たらないよね」ワクワク

美衣「マジ引くわー」

亜衣「楽しみだねー……ってあれは?」

麻衣「ん?」

美衣「マジ引くわ?」

四糸乃「……」ソワソワ

亜衣「あれって前にこの近くで会った子じゃない」

麻衣「お、本当だー迷子かな?ちょっと話してみようっか」

美衣「マジ引くほど可愛いー!」



118:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 20:26:32.31 ID:26kejPGb0

マジひくわーさんわかってる!



119:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 20:29:19.83 ID:GlAvmn4U0

四糸乃「士道さん……遅いね」

よしのん「士道くんも男の子だからねぇ。さっき四糸乃がいっぱい『士道くんのホワイトソース』を食べるのを見て

      我慢できなくなっちゃったんじゃないかな?」ニヒヒ

四糸乃「??」

亜衣「ねぇ君、ちょっといいかな?」

四糸乃「……っ」ビクッ

亜衣「あ、やっぱりそうだよ」

麻衣「ねぇねぇ私達のこと覚えてる?」

美衣「マジ引くほど可愛い!!」

四糸乃「あっ……」

よしのん「あっれーお姉さん達は前にこの近くで会った人達じゃなぁい?」



121:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 20:33:45.93 ID:GlAvmn4U0

亜衣「あははー覚えててくれたんだー」

麻衣「相変わらず腹話術を使うのうまいねー」

美衣「マジ引くほど可愛い!!!」

四糸乃「あ……あの……こんに……ちは……」

よしのん「今日はお姉さん達もお買い物ー?」

亜衣「そうだよー」

麻衣「ちょっと今度旅行に行くからねー、その買い物にね」

美衣「マジ引くほど可愛い!!!!」



135:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 21:38:31.65 ID:GlAvmn4U0

亜衣「えっと四糸乃ちゃん……だっけ?」

四糸乃「は……はい……」

よしのん「よしのんはよしのんだよー」

麻衣「あはは、そうだねよしのんちゃん。お姉さんたち『も』って言ってたけど今日は四糸乃ちゃん達もお買い物?」

美衣「マジ引くほど可愛い!!!!!」

四糸乃「あの……」

よしのん「よしのん達はねー、今日お買い物デートで来たんだー」

四糸乃「よ……よしのん///」カァァァ

亜衣「……えっ」

麻衣「なん……」

美衣「マ」



139:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 21:46:19.20 ID:GlAvmn4U0

よしのん「だからねー。今彼を待ってる最中なんだー」

四糸乃「///」モジモジ

亜衣「……へ……へー、そ、そうなんだー」

麻衣「こんな小さい子にまで彼氏がいるのに私達ときたら……」

美衣「ジ」

亜衣「じゃ……じゃあ私達が引き止めちゃ悪いわね……」

麻衣「そ、そうだね」

美衣「引」

よしのん「別にそんなことなのにー」

亜衣「い、いやいや私達が居たら彼氏さんも来づらいだろうしね」

麻衣「う、うん、そうそう」

美衣「く」



140:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 21:50:34.42 ID:GlAvmn4U0

よしのん「そっかー。じゃあまたねー」フリフリ

四糸乃「ま……また……」

亜衣「う、うんまたねー」トボトボ

麻衣「ま、またね……」トボトボ

美衣「わ」トボトボ

タッタッタッタ

士道「四糸乃、よしのんお待たせ!ごめん待たせちゃったな」

四糸乃「あっ……士道さん」

よしのん「士道くんおっかえりー」

亜衣「えっ」グルン

麻衣「えっ」グルン

美衣「えっ」グルン

士道「えっ」



142:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 21:55:51.50 ID:GlAvmn4U0

士道「や、山吹、葉桜、藤袴!?どうしてここに!?」

亜衣「えっ、ちょ、ちょっと待って……。よ、四糸乃ちゃんが言ってた彼氏って……」

麻衣「まさか……五河君……?」

美衣「……」

士道「い、いや、これはだな……その四糸乃とは旅行の買いだ……」

亜衣「四糸乃ちゃんと旅行に行く為の買い物!?」

麻衣「まさか二人っきりで旅行に!?」

美衣「……」

士道「ちょ、ちょっと待ってくれ!それは誤解だ」

亜衣「まさか十香ちゃんや鳶一さん、それに時崎さんに飽きたらずこんな小さな四糸乃ちゃんにまで手を……!?」

麻衣「は?五河君、あのさー、これって……どゆこと?ちょおおっと……私達に説明してみ?」

美衣「……」



143:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 21:57:17.23 ID:26kejPGb0

ロリコンマジ引くわー



144:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 21:57:33.12 ID:CzGmSoot0

マジ引くわーさんがドン引きしていらっしゃる



145:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 22:01:41.38 ID:GlAvmn4U0

士道「っ……!。に、逃げるぞ!四糸乃!」ニギッ ダッ

四糸乃「えっ、あっはい!士道さん!」ダッ

よしのん「愛の逃避行ってやつだねー」

亜衣「ちょおおおっと待てコラララアアアアア!!!!」ダッ

麻衣「十香ちゃんとは遊びだったわけ!?ふざけんなああああああ!!!!!」ダッ

美衣「マアアアアアアアアアアアアアジ引くわあああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!」ダッ

士道「くっ……誤解だあああああ!

ダダダダダダダダダダッ







148:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 22:05:12.36 ID:GlAvmn4U0

シャー ブオー…ン


十香「むぅ。厠を探すのに時間が掛かってしまったな。さ、早く亜衣達のところに戻ろう」テクテク

スススッ

十香「ん?」キョロ

十香「今のは……。と、鳶一折紙!」

折紙「……っ。夜刀神十香……!なぜあなたがこんなところに」

十香「それはこっちの台詞だ!貴様!こんな所に何用だ!」

折紙「あなたに答える義務は無い!」



150:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 22:14:04.58 ID:GlAvmn4U0

十香「貴様は、また……まぁいい。私は今忙しい。貴様の相手などしてる暇はないのだ」

折紙「それはこちらも同じこと。早く士道を追いかけハーミットの魔の手から救い出さなければ」ダッ

十香「……ん?何だと貴様!」ガシッ

折紙「っ……!夜刀神十香。早くこの手を放して」

十香「そうは行くか!士道がここに来ているのか?」

折紙「そんなことも知らなかったの。まぁいい。士道とあなたは所詮その程度の関係」フッ

十香「な、何を!フ、フン!行き先は知らずとも目的は知っている!何も問題はない!」

折紙「目的?今日の士道の目的は何?」



152:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 22:21:54.39 ID:GlAvmn4U0

十香「貴様に教える義務はない!」フフン

折紙「チッ。これ以上のあなたとの会話は無意味。私は先を急ぐ」バッ

十香「ま、待て!そうはさせぬぞ!」ガシッ

折紙「夜刀神十香……。早くこの手を放して。あなたと言い争っている暇はない」

十香「そうはいかない!貴様に士道達の邪魔はさせぬぞ!」

折紙「あなたは士道とハーミットの目的を知っているはず。何故止める?」バッ

十香「知っているからこそなればだ!」ガシッ

折紙「士道がハーミットの毒牙にかかるのを見過ごせない」バッ

十香「四糸乃は良い奴だぞ!少なくとも貴様のように誰かに危害を加えるようなことはない!」ガシッ



154:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 22:28:19.49 ID:GlAvmn4U0

折紙「っ……!夜刀神十香。あなたには以前言ったはず。ハーミットのような女が一番怖いと。あの大人しそうな顔の裏には

   淫蕩な本性が渦巻いていると。無垢で弱々しい姿を装って男性の庇護欲を刺激しおびき寄せたところでパクっと食べてしまう。
   
   非道なハニートラップ。彼の貞操が危ない」

十香「っく!貴様はまた訳の分からぬことを!四糸乃がそんなことするはずなかろう!」

折紙「やはりあなたには何を言っても無駄」バッ

十香「くっ!通すものか!」ガシッ

折紙「邪魔」バッ

十香「通さん!」ガシッ

折紙「……っ!」グググッ

十香「……っ!」グググッ



156:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 22:35:14.62 ID:GlAvmn4U0

亜衣「五河しどおおおおお!!どぉこ行ったあああああ!!」ダダダダダッ

麻衣「出てこいコルァアアアアアアアアアア!!」ダダダダダッ

美衣「マアアアアアアアアアアアアアジ引くわあああああああああああああああああああああああああああああ!!」ダダダダダッ

十香「ん?あれは……、亜衣、麻衣、美衣!?」グググッ

折紙「士道!?」グググッ

亜衣「あ!と、十香ちゃん!?それに鳶一さんまで!」

麻衣「十香ちゃん!五河君見なかった!?」

美衣「マジいいいいいいいいひいいいいいいいいいいいいいいいいいいいくわあああああああああ!!」



157:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 22:42:28.73 ID:GlAvmn4U0

十香「おぉ、亜衣達も士道に会ったのか?」

折紙「士道、士道は今どこに!?」

亜衣「あぁ……会ったわよ!」

麻衣「十香ちゃん!あの男は……!あの男は……!!」

美衣「ママママママママジ引くくくくくくくくわああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」

十香「うむ。では士道と一緒に四糸乃も居なかったか?」

亜衣「あの野郎はああああああああって……え?」

麻衣「十香ちゃんに隠れて……。えっ?」

美衣「マアアアア……ジ引くわ?」



159:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 22:49:02.54 ID:GlAvmn4U0

十香「ん?どうしたのだ?そんな面食らったような顔をして」

亜衣「あ……あの十香ちゃんが言う四糸乃……ちゃんって、水色の髪の毛でこのぐらいの背で」チョイチョイ

麻衣「うさぎのパペットを持ってて」クイクイ

美衣「マジ引くほど可愛い?」ペターン

十香「うむ!それは間違いなく四糸乃とよしのんなのだ!」

亜衣「あ、あれ……十香ちゃんと四糸乃ちゃん二人って」

麻衣「もしかして知り合い?」

十香「知り合いも何も四糸乃と私は一緒に暮らしているのだ!」



160:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 22:53:19.98 ID:26kejPGb0

おれも一緒にくらしたい



162:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 22:56:22.82 ID:GlAvmn4U0

亜衣「へ、へー」

麻衣「じゃ、じゃあ今日二人が一緒にいたのって」

十香「修学旅行の買い出しだぞ!士道はおっちょこちょいさんだから忘れ物がないよう四糸乃に付いて来てもらっていたのだ!」

亜衣「な……なぁんだ」

麻衣「私はてっきり五河君がまた年端もいかない幼気な女の子に手を出してるのかと」

美衣「マジ引くわー……」

折紙「やはり士道が危険な目に……!一刻の猶予もない」ググッ

十香「! くっ貴様はまだ邪魔をしようとするか!」ググッ



163:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 23:04:38.62 ID:GlAvmn4U0

亜衣「ん?あれ、そういえば鳶一さんは何でここに?」

麻衣「あー、そういえば……」

十香「鳶一折紙は士道と四糸乃の買い物の邪魔をしようとしているのだ!」グググッ

折紙「そんなことはない!私は士道の貞操を守ろうとしているだけ!」グググッ

亜衣「あー……何となく分かったよ」

麻衣「夜鳶戦争再びかぁ」

美衣「マジ引くわー」

亜衣「よし!五河君への謝罪も込めて……十香ちゃん!鳶一さん!」

麻衣「この勝負!私達が預かったわ!」

美衣「マジ引くわ!」



164:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 23:08:28.98 ID:GlAvmn4U0

十香「む!それは本当か!」

亜衣「えぇ。勝負は……そうね。この近くにゲームセンターがあるわ」

麻衣「その中で私達が適当に選んだゲームで先に5勝した方が勝ち。敗者は勝者の言うことを聞く。どう?」

十香「うむ、分かったぞ!」

折紙「意味がわからない。そんなこと全くの無意味。私は先を急ぐ」グググッ

十香「この……!貴様はまた」グググッ

亜衣「はいはい、十香ちゃんも鳶一さんも落ち着いて」

麻衣「十香ちゃんもこの勝負に負けたら大人しく言うことを聞くわよね?」

十香「む?うむ!それは勿論だ!」



165:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 23:09:01.49 ID:GlAvmn4U0

亜衣「鳶一さんもずっとこのままってわけにはいかないでしょう?」

麻衣「十香ちゃんもこう言ってることだし……どう?」

折紙「……一瞬でケリを付ける」

亜衣「よーし、じゃあ決まりね」

麻衣「さ、鳶一さんも承諾したことだしゲームセンターに移動しよっかー」テクテク

美衣「マジ引くわー!」テクテク

十香「うむ、負けぬぞ!」テクテク

折紙「……」テクテク



166:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 23:09:14.01 ID:26kejPGb0

四糸乃ちゃんと仲良くゲームしてえ



167:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 23:16:25.46 ID:GlAvmn4U0






士道「ふぅ……もう撒いたかな……?」ハァ…ハァ…

四糸乃「し……どう……さん……」ハァハァ

よしのん「士道くん。ちょっとちょっと」

士道「どうした、よしのん?」ハァ…ハァ…

よしのん「もうあんなに走っちゃったから、四糸乃が凄く疲れちゃってるよ」

士道「あ、す、すまん!四糸乃!大丈夫か!?」

四糸乃「わ……たしなら……だい……じょうぶ……です」ハァハァ

士道「いや、ちょっと休もう。えーと……あそこのベンチまで、頑張れるか?」

四糸乃「は……い……」ハァハァ



169:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 23:24:11.55 ID:GlAvmn4U0

四糸乃「ふぅ……」トス

士道「飲み物買ってくるからな。ちょっとだけ待っててくれ」ダッ

四糸乃「はい……」ハァハァ

よしのん「いってらっしゃーい」フリフリ

四糸乃「ハーハー……ふー」

よしのん「大丈夫、四糸乃?」

四糸乃「うん、大分……落ち着いた」

士道「四糸乃、飲み物買ってきたぞ」タタッ



175:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 23:35:13.05 ID:GlAvmn4U0

よしのん「おかえりー、早かったねぇ」

四糸乃「おかえり……なさい」

士道「あぁ、近くに自動販売機があったからな、オレンジジュースで大丈夫だったか?」

四糸乃「はい……大丈夫です」

士道「ん、そか。」カシュ

士道「ほら、四糸乃。……いや、さっきはすまなかったな」

四糸乃「あ、ありがとうございます。いえ、大丈夫です」コクコク

よしのん「もう士道くんったら急に走りだすんだからー」



179:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 23:42:43.45 ID:GlAvmn4U0

士道「悪かったって本当に」

四糸乃「いえ、本当に大丈夫です。それに……」

士道「ん?」

四糸乃「何だか、楽しかったです……」

よしのん「ふぅーん」ニヤニヤ

士道「それならいいんだが……」

よしのん「ところで士道くーん」

士道「ん?なんだ、よしのん」



181:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 23:48:16.77 ID:GlAvmn4U0

よしのん「さっきはどこに行ってたの?」

士道「あぁ、コインロッカーに買った荷物を置きに行ってたんだよ」

よしのん「んーそれにしては遅かったよね?怪しいなぁ。もしかして他に何か人に言えないような事でもしてたのかなー?」

士道「い、いやそんなことはしてんないけど」

四糸乃「そう……なんですか?士道さん」

士道「四糸乃まで……。あぁもう分かったよ。」

よしのん「人間素直が一番だよ士道くん。で、何してたの?」



185:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 23:53:28.98 ID:GlAvmn4U0

士道「よしのんがそれを言うか……。あー、まぁそのあれだ。これから四糸乃の服を買いに行くだろ?」

よしのん「うん、そうだねぇ」

四糸乃「は……はい」

士道「だけどさ……俺、女の子の服なんて買ったこと無いしどこで買えばいいか分かんなくてさ。ちょっと琴里に相談してたんだ」

よしのん「なぁんだそういうことだったんだぁ。もうそんなことならよしのんに言ってくれればよかったのにぃ」

士道「いやこういうのはさ……一応男として……な?」

よしのん「なぁるほどねぇ」ニヤニヤ



187:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 00:01:38.59 ID:Ngk+rBxc0

士道「な、何だか恥ずかしいな」

四糸乃「そんなこと……ないです。士道さん、わざわざありがとう……ございます」

士道「い、いや良いって。ところで四糸乃。もう身体は大丈夫そうか?」

四糸乃「はい、もう大丈夫……です」

士道「よし、それじゃあ行こうか」スッ

四糸乃「はい……」ニギッ

よしのん「……」ニヤニヤ



264:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 18:21:08.90 ID:Ngk+rBxc0

士道「さ、ここだぞ四糸乃、よしのん」

四糸乃「わぁ……服がいっぱい、です……!」ワタワタ

よしのん「おー。これは選びたい放題だねぇ」

士道「そ、そうだな」キョロキョロ

四糸乃「? 士道さんどうしたんですか?」

よしのん「なぁに?士道くんキョロキョロしちゃって」

士道「いやそのさ。こういう店ってやっぱり凄い入り辛いと思ってさ」

四糸乃「そうですか?」

士道「あぁ。周りは皆女の子だけだろ?何と言うか場違い感がな」

四糸乃「確かにそうかもしれませんね」クスクス



266:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 18:30:56.89 ID:Ngk+rBxc0

よしのん「あー、そうだ!士道くん」

士道「ん?なんだ?よしのん」

よしのん「いっそのこと士道くんが女の子になっちゃうってのはどう?」

士道「は、はぁ?」

よしのん「つーまーり、女装して女の子になっちゃえば、周りを気にせずにお買い物が出来ると思ってぇ」

士道「いやいや、それは無いだろ。第一、俺が女装しても絶対似合わないぞ?」

よしのん「そうかなぁ。よしのんの見立てではかーなーり良い線言ってると思うんだけどなぁ



268:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 18:39:13.97 ID:Ngk+rBxc0

士道「無い無い」ハハハ

四糸乃「私も士道さんの女装、見てみたいです」キラキラ

士道「よ、四糸乃まで……!ま、まぁ機会があったらな」

よしのん「あーん士道くんのいけずぅ」

四糸乃「少しだけ……残念です」クスクス

士道「全く……さ、四糸乃、服を見てみようぜ」

四糸乃「……はい!」



270:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 18:48:28.41 ID:Ngk+rBxc0

士道「しかしこれだけ多いと本当何を選んでいいか迷うよな……」

四糸乃「そうですね……」

士道「四糸乃はどういうのが良いっていうのとかはあるか?大まかなイメージでもいいんだけど」

四糸乃「私は……あんまり派手じゃないものが……いいです」

士道「了解。そうだなぁ……」

よしのん「ねぇねぇ、四糸乃」

四糸乃「なぁに?よしのん」



271:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 18:56:46.58 ID:Ngk+rBxc0

よしのん「よしのんがー選んだ服があるんだけどー。ちょっと先に着て貰ってもいーい?」

四糸乃「うん、いいよ」

よしのん「ありがとねー。じゃあ士道くん。士道くんが選んでいる間によしのんが選んだ服を先に試着しちゃうね」

士道「分かったよ、よしのん。ただ四糸乃にあんまり変な服着せるなよ?」

よしのん「だぁじょうぶだってぇ。」

四糸乃「じゃ……試着室に入ってますね」

士道「ん、慌てなくていいからな」

四糸乃「は、はい」

シャッ



273:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 19:05:24.07 ID:Ngk+rBxc0

士道「さて、今のうちに俺も選んばないとな。……しかし本当多くて目移りしすぎて、何を選べばいいのか分からなくなるな……

   女の子の買い物が長くなるのも何だか納得だよ」カチャカチャ
   
士道「しかし……」チラッ

ウワッ、ダンシガイル、ナニヤッテルンダロ

ナーニアノコー

チョットカワイイカオシテルワネー

ジョソウトカ、ニアイソウジャナイ?

アーイイカモー

ムシロ、アノコモジョソウヨウノフクヲ、カイニキテルンジャナイ?

エー、ナニソレタカマル

士道「慌てなくてもいいとは言ったものの……早めに出てきてくれよ四糸乃……」ソワソワ



277:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 19:12:58.77 ID:Ngk+rBxc0

士道(それにしても……こうやっているとあの時の水着選びの時を思い出すな)カチャカチャ

士道(あの時は十香と折紙がデート券をめぐり合って大変だったな……)スッ

士道(というか、何でいきなりデート券何てものが……)ジー

士道(まぁ、最後は結局四糸乃が勝ったけど)カチャカチャ

士道(もし折紙の手に渡っていたらと思うと……何だろう。凄く……嫌な予感がする)ブルブル

士道「……ん?あの服は……」カチャカチャ



278:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 19:19:35.30 ID:Ngk+rBxc0

四糸乃「し、士道さん……」

士道「……ん?あれ?どうしたんだ四糸乃、顔だけ出して。着替え、終わったのか?」

四糸乃「い、いえ。まだなんですけれど……」

士道「? それじゃ」

四糸乃「あ、あの片手だとうまく……着られなくて」

士道「あー、そういえば前の水着の時も。よしのん……」

よしのん「ごめんねー士道くぅん」

四糸乃「だから、あの……士道さん。服を着るのを手伝って……くれませんか?」



280:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 19:32:17.65 ID:Ngk+rBxc0

士道「……は!?」

四糸乃「ダメで……しょうか……?」

士道「い、いやいやいや!ダメっていうか……、流石にそれはマズイだろ!今、店員さん呼んでくるから!少しだけ待っててくれ」

四糸乃「ま、待ってください士道さん。あの……あとは、後ろのファスナーを上げるだけ……なので……」

士道「だ、だからって……」

よしのん「士道くん、よしのんからもお願いだよー。四糸乃もこう言ってるし、ね?」

士道「よ、よしのんまで」

よしのん「それにさ、四糸乃ったら人見知りだから、知らない人に手伝って貰うよりは
 
     士道くんに手伝って貰った方が安心すると思うんだよねぇ」

四糸乃「し、士道さん……」ウルウル



284:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 19:41:08.01 ID:Ngk+rBxc0

士道「あー、もう分かった!分かったからそんな目で見ないでくれ!」

四糸乃「あ、ありがとう……ございます。士道さん」

よしのん「ありがとねぇ士道くん」

士道「じゃあ四糸乃、背中をこっちに向けてくれ」

四糸乃「……えっ」

よしのん「もう……士道くんったらデリカシーがないなぁ」ヤレヤレ

士道「え?」



285:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 19:48:06.06 ID:Ngk+rBxc0

よしのん「そんなことしちゃったら、四糸乃の乙女のやわ肌が皆に見えちゃうでしょ?」

士道「あ……。いやでも、それじゃ、どうやって手伝うんだよ」

よしのん「だからぁ、士道くんも試着室の中に入ってきちゃいなよぉ」

士道「ぶふぇ!?」

よしのん「んもう、士道くんたら汚いなぁ」

士道「す、すまない、よしのん。だ、だけどそれは」

よしのん「よしのん達は元々そういう風にお願いしてたんだけどなー」

士道「それは俺が誤解してたからで、試着室に入るって知ってたら断って……」

よしのん「それにぃ、士道くんさっき手伝ってくれるーって言ってくれたでしょ?あれは嘘だったのかなぁ?」



288:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 19:54:21.49 ID:Ngk+rBxc0

士道「……っ!」

よしのん「四糸乃も、お願いしてるんだしさぁ、ね?士道くん」

四糸乃「士道さん……私なら……大丈夫ですから……」

士道「……!……分かったよ。四糸乃、よしのん」

よしのん「さっすが士道くん!さ、ちゃっちゃと中に入っちゃってよ」

士道「ちょ、ちょっと待ってくれ!少し落ち着くから時間をくれ!」

よしのん「もう士道くんたら焦らしちゃって。じゃあ準備できたら声かけてね?」シャ

士道「あ、あぁ……」



289:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 19:59:03.03 ID:Ngk+rBxc0

士道「はぁ、何でこんなことに……」

士道「でも……やるしかないのか」ハァ

士道「……」スーハー、スーハー

士道「……ヨシ!」

キョロキョロ

士道(近くに……店員さんや他のお客さんはいない……な)

士道「……」ドキドキ

士道「よ、四糸乃」

四糸乃「は、はい!」

士道「それじゃ、入るから……な?」

四糸乃「はい……どう……ぞ」

士道(っと靴は一応、中に持っていくか……)ゴソゴソ



291:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 20:04:42.63 ID:Ngk+rBxc0

シャ

シャ

士道「お、遅くなってすまなかったな」

四糸乃「い、いえ……」

士道「……」ドキドキ

四糸乃「……」ドキドキ

士道「す、少し狭いな」

四糸乃「そ、そうですね」

士道(そ、そりゃ元々一人用の物だから当然なんだけど……そのせいで四糸乃が凄く……近い……!)



293:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 20:09:18.46 ID:Ngk+rBxc0

士道(四糸乃は今……服がずり落ちないように胸元で抑えてはいる……けど完全に両肩がはだけていて……四糸乃の白い肌が……)ドキドキ

士道(それにこの中……。四糸乃が少しだけ汗ばんでいるせいもあるんだろうけど四糸乃の匂いでいっぱいだ……)スンスン

士道(だけどそれは不快な臭いではなく、凄く……良い匂いで……)

四糸乃「し、士道……さん……?」

士道「……あっ、あぁすまない。それじゃあ四糸乃。ファスナーを上げるから後ろを向いて貰えるか?」

四糸乃「は、はい」クルッ

士道「……じゃあ、上げるぞ?」ドキドキ

四糸乃「あ、ちょっと待って……ください」



295:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 20:13:10.08 ID:Ngk+rBxc0

士道「ど、どうした?」

四糸乃「私……の髪、長いから……見えにくいと思って」

士道「た、確かに少し見えないにくいけど、そんなに気にすることでも」

四糸乃「いえ……今髪を上げますから」ファサ

士道「……っ!」

士道(普段は四糸乃の長い髪に隠れて見えなかった余り見えない背中がとうなじが……)

士道(プールや花火大会の時にも見ていたはずなのに……その時とは全然……違って……)

士道(……四糸乃が……凄く……)

士道「……四糸乃」スッ

四糸乃「? ……し、士道……さん?」


ギュッ



296:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 20:13:46.60 ID:Ngk+rBxc0

四糸乃「!?!??!!? し、し、士道さん!?」

士道「少しだけ……こうしてても良い、かな……?」

四糸乃「……し、士道さん…………」カァァ

士道「……」ドッドッドッドッ

四糸乃「……」ドキドキドキドキ

四糸乃(士道さんの心臓凄く……速い……)ドキドキ



297:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 20:14:40.19 ID:Ngk+rBxc0

士道(こうしていると四糸乃をより強く感じられて……全身から四糸乃の身体の感触が伝わって……凄く柔らかくて……良い匂いで……)

四糸乃(士道さんに触れられているだけで……暖かくて……心地よくて……幸せで……)トロン

士道(脳みそを誰かにかき混ぜられてドロドロにされているような……そんな……何も考え……)トロン

士道(ただ今は分かるのは……四糸乃の全てが……愛おしい……)

四糸乃(士道さんの顔が……こんなに……近い……)

士道「四糸乃……」

四糸乃「士道……さん」



299:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 20:19:05.03 ID:Ngk+rBxc0

店員「お客様ー?」

士道「!」ビクッ

四糸乃「!」ビクッ

店員「御試着の方いかがでしょうかー?」

士道(……えっあれ、俺、何やって……)ダラダラダラダラ

四糸乃「……!……!」アワアワ

士道(試着室に四糸乃の手伝いに入って……そして俺……)

店員「……お客様?もしかして体調が優れないのでしょうか?」

士道(と、とにかくこの状況は……マズい。非常にマズい。早くなんとかしないと……!)

四糸乃「……!」アワアワ



300:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 20:22:27.07 ID:Ngk+rBxc0

店員「……お客様、失礼ですがカーテンを開けさせて頂きますね」グッ

士道(何も考えが……)

よしのん「ごめんねぇ。よしのんのお着替え長くなっちゃってぇ」

店員「! お客様、大丈夫ですか?」

士道(よしのん!)

四糸乃(よしのん……!)

よしのん「ちょーっと着替えに手間取ってるだけだから大丈夫だよ」

店員「左様でございましたか」ホッ



301:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 20:25:20.34 ID:Ngk+rBxc0

よしのん「うん、心配かけてごめんねー」

店員「宜しければお着替えを、お手伝い致しましょうか?」

よしのん「ううん、もう少しだから大丈夫だよー」

店員「分かりました。何かあればお申し付けください」ペコッ

よしのん「うん、ありがとねー」

コツコツコツコツ...



304:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 20:30:55.31 ID:Ngk+rBxc0

士道「行った……みたいだな」フゥ

四糸乃「そう……ですね」ホォ

よしのん「もう、士道くんたらー四糸乃が魅力的なのは分かるけど場所は弁えないとさぁ」

士道「あ、あぁ。すまないよしのん……。助かったよ……」

よしのん「どういたしましてぇ。……、まぁ、それはいいんだけどね士道くん」

士道「……ん、なんだ?よしのん」

よしのん「いつまで四糸乃に抱きついてるのかなー?このまま続きをやるって言うならよしのんは構わないんだけどぉ」ニヤニヤ

士道「あっ」パッ

四糸乃「……」パッ

士道「……///」カァァァ

四糸乃「……///」カァァァ



306:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 20:35:35.92 ID:Ngk+rBxc0

士道「あ、あのさ……四糸乃」ドキドキ

四糸乃「は、はい」ドキドキ

士道「そ、その、……ごめん」

四糸乃「いえ、私は別に……」

士道「……」

四糸乃「……」

士道「……お、俺先に出るな」クルッ

四糸乃「あっ、し、士道さん!」ハシッ

士道「!? よ、四糸乃!気持ちは嬉しいがこれ以上は……その!」

四糸乃「……あ、あの背中のファスナーを……」

士道「……あっ」







308:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 20:40:03.69 ID:Ngk+rBxc0

シャ

四糸乃「お待たせ……しました」

士道「あ、あぁ」

四糸乃「……」

士道「……」

四糸乃「あ、あのどうでしょうか……?」

士道「えっ……あっ……うん、似合ってるぞ。四糸乃」

四糸乃「あ、ありがとうございます……」

士道「……」

四糸乃「……」

士道(さっきの事があってから、凄く……気まずい……)



310:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 20:45:29.43 ID:Ngk+rBxc0

よしのん「やれやれ……ん?」

よしのん「ねぇねぇ、士道くん」

士道「お、おう。何だ?よしのん」

よしのん「その手に持ってる服ってぇ、士道くんが選んだ服?」

四糸乃「えっ……?」

士道「あぁ。さっき待ってる間に選んだんだけど、どう……かな」

四糸乃「あ、ありがとうございます。士道さん」

よしのん「ふーん。士道くんは何でこの服を選んでみたの?」

士道「あぁ、それは」ファサ



313:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 20:50:02.81 ID:Ngk+rBxc0

四糸乃「あ……」

士道「この服ってさ、四糸乃が霊装のコートの下に着てたワンピースに似てるなって思って選んでみたんだけど。」

よしのん「あれー本当だー。何だか似てるねぇ」

士道「そんな安直な考えだったんだけど、どう……かな?四糸乃」

四糸乃「……はい、士道さん。私……これ凄く気に入りました。ありがとうござい……ます」

士道「そっか……。なら、良かったよ」

よしのん「良かったねぇ四糸乃」

四糸乃「……うん!」



317:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 20:55:51.12 ID:Ngk+rBxc0





士道「会計お願いします」

店員「はい、商品をお預かり致します」ピッ ピッ

店員「お会計2点で34,800円になります」

士道「えっ」

店員「34,800円になります」ニコッ

士道「……りょ、領収書お願いします……」

店員「はい、宛て名はどう致しましょう?」

士道「ラタ……神無月恭平でお願いします」

店員「はい、分かりました」







318:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 21:00:19.29 ID:Ngk+rBxc0

士道「お待たせ、四糸乃、よしのん。さ、会計も終わったし次行こうか」

四糸乃「あ、あの、士道さん。」

士道「ん、どうした?四糸乃」

四糸乃「服……ありがとうございます……。私……大切に、します」

士道「そう言って貰えると何だか照れくさいな……。ありがとう、四糸乃」

四糸乃「……いえ、私こそありがとう、ございます」ニコッ

士道「~~っ///!よ、よし!じゃあ次の店に行くかー」

よしのん「最後はー素麺だねー」



319:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 21:05:02.99 ID:Ngk+rBxc0

士道「十香御所望の、な。」

四糸乃「今日の……一番の目的、ですね」

士道「琴里から預かってきた地図があるんだけど」ゴソゴソ

士道「場所はここから歩けるけど……少し遠いな……。バスで行くか?」

四糸乃「……いえ。士道さんが良ければ歩いて行きたい、です」

士道「俺は構わないけれど……四糸乃疲れてないか?」

四糸乃「いえ、全然大丈夫……です」

よしのん「よしのんも大丈夫だよー」



321:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 21:10:08.05 ID:Ngk+rBxc0

士道「そっか、じゃあ。歩いて行こうか」

四糸乃「はい、士道さん」ニギッ

士道「あ……」

四糸乃「どうしました?士道さん?」キョトン

士道「……いや、何でもないよ。四糸乃」ニギッ

よしのん「レッツゴー」







322:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 21:15:03.14 ID:Ngk+rBxc0

士道「さ、ここだぞ四糸乃」

四糸乃「他のお店と……雰囲気違いますね」キョロキョロ

よしのん「そうだねぇ。なんだか純和風って感じだねぇ」

士道「結構な老舗みたいだからな。その分味は保証済みだそうだ」

四糸乃「楽しみ……です」

士道「じゃ、中に入ろうか」



324:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 21:20:25.65 ID:Ngk+rBxc0

ガラララ

店員「いらっしゃいませー」ペコッ

士道「すいません、今日、素麺をラタ……五河で予約をしていた者ですが」

店員「五河様……?はぁ、少々お待ちください」

士道「ん?」

四糸乃「どうか……しましたか?」

士道「いや、一瞬訝しげな顔をされたような気がしたんだけど……」

四糸乃「そう、でしょうか?」

士道「まぁ俺の気のせいかも知れないけど……」



326:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 21:25:09.10 ID:Ngk+rBxc0

店員「お待たせ致しました。五河様……で間違いないでしょうか?」

士道「? はい、そうですけど」

店員「本日五河様でご予約は入ってないようんですが……」

士道「……えっ?本当ですか?」

店員「はい。他の方でご予約されてはおりませんか?」

士道「そんなはずは……。じゃあ……士道、又は四糸乃ではどうですか?」

店員「少々お待ちください…………。やっぱりありませんねぇ」

士道「そう……ですか」



328:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 21:30:06.61 ID:Ngk+rBxc0

四糸乃「士道さん、士道さん」

士道「どうした?四糸乃」

四糸乃「<ラタトスク>で予約してるんじゃないですか?」ボソボソ

士道「いや仮にも秘密組織なのに流石にそれは……。一応聞いてみるか」ボソボソ

士道「すいません、最後に……<ラタトスク>では予約していませんか?」

店員「らた……?いやーそんな変わった名前ならすぐ分かるはずですが……」

士道「……分かりました。すいません、ありがとうございました」

店員「いいえー。またのご来店をお待ちしております」

ガラララ



329:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 21:35:03.45 ID:Ngk+rBxc0

四糸乃「どういう……ことなんでしょう」

士道「分からない……ちょっと琴里に連絡を取ってみるよ」ゴソゴソ

ピッ

士道「琴里!ちょっと良いか?」

黒琴里「何よ、士道。四糸乃に何かあったの?」

士道「いや四糸乃ならなんともないが」

琴里「そう、ならどうしたの?」

士道「どうしたの……ってちょっと確認したいことがあるんだ」

琴里「何よ。早くしなさい」



330:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 21:40:25.91 ID:Ngk+rBxc0

士道「素麺のこと何だが<ラタトスク>で予約しておいてくれたんだよな」

琴里「えぇ、そうよ」

士道「今日の予約分に入ってないようなんだがどういうことなんだ?」

琴里「あぁそのこと?」

士道「そのことって……」

琴里「今日は予約入れてないわよ」

士道「は?それは……どういうことなんだ?」

琴里「いーい?士道、そのお店は打ち立てが売りなのよ?それを明日使うのものを今日買ってしまっては味が落ちてしまうでしょう」



332:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 21:43:19.98 ID:Ngk+rBxc0

士道「なるほど……っていやいや。なら何で最初に教えてくれなかったんだ?」

琴里「あら言ってなかったかしら?ごめんなさい士道」

士道「言ってなかったって……全く」

琴里「素麺に関しては明日配達するよう頼んであるわ。だから今日はいいわよ」

士道「はぁ……何だよそれ。分かったよ」

琴里「まぁいいじゃない。今日で修学旅行の準備もできたのだし。それとも……」

士道「ん?」



333:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 21:45:35.35 ID:Ngk+rBxc0

琴里「四糸乃とのデートはつまらなかった?」

士道「……琴里、お前……」

琴里「何よ。それで、どうだったの?」

士道「……それは」チラッ

四糸乃「?」キョトン

士道「……いや、楽しかったよ」

琴里「そう、ならいいじゃない」

士道「……ったく」

琴里「じゃ、後は気を付けて帰って来なさい」

士道「りょーかい」ピッ



336:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 21:50:08.00 ID:Ngk+rBxc0

四糸乃「琴里さん……どうでしたか?」

士道「ん?あぁ、手違いで今日は予約してなかったらしい」

四糸乃「えっ……それじゃ、素麺は……」

士道「いや、素麺は明日、配達してもらえるみたいだな」

四糸乃「そうですか」ホォ

よしのん「へぇ、琴里ちゃんにしては珍しいねぇ」

士道「まぁ琴里も人間だからな、こういうこともあるさ」



337:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 21:53:20.39 ID:TxT48yNl0

琴里も士道の事好きなのに、って考えると胸がいたい



338:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 21:55:43.40 ID:Ngk+rBxc0

四糸乃「でも、安心……しました」

士道「そうだな。これで素麺が無かったら十香が『素麺を出せー』って街中を暴れ回るところだったよ」

四糸乃「そうかも……しれないですね」クスクス

よしのん「それはそれで面白いかもしれないけどね」ニヒヒ

士道「ハハハ……、まぁ……今日のところは帰るか」スッ

四糸乃「はい、士道さん」ニギッ

よしのん「そうだねー」



340:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 22:00:48.66 ID:Ngk+rBxc0





士道「何だろうな。今日だけで色々あった気がするよ」

四糸乃「そう……ですね」

士道「修学旅行の買い物をしたり……四糸乃がいなかったら酔い止めと絆創膏買い忘れてたな」

四糸乃「……士道さん」

士道「ん?なんだ四糸乃」

四糸乃「よしのんが持ってたあれは結局、何に使うものだったんですか?」

士道「あれ……?……っ!そ、それはまた今度な!え、えっと今日、他には何をしたっけ?」



341:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 22:05:39.60 ID:Ngk+rBxc0

四糸乃「その後は……一緒にお昼ご飯を食べて……それで……///」カァァ

士道「四糸乃?」

四糸乃「い、いえ。何でも、ない……です。あとかき氷も食べて……舌の色が変になったり」

士道「そうだったな。……ん?四糸乃、まだ舌が少し青いぞ?」クスクス

四糸乃「そういう士道さんだって……まだ少し、緑色です」クスクス

士道「あれ、ほんとか?」ベー

四糸乃「はい」クスクス

よしのん「お姉さん達に追いかけ回されたりもしたよねー」

士道「お姉さん達……あぁ、山吹と葉桜それに藤袴か。今から月曜日が怖いよ……」ブルッ

四糸乃「十香さんが……きっと説明してくれると、思います」

士道「そうだと良いけどな……」



342:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 22:10:10.86 ID:Ngk+rBxc0

士道「で、その後は四糸乃の洋服を買いに行って……それで……」

四糸乃「それで……」

士道「……///」カァァァ

四糸乃「……///」カァァァ

よしのん「あれれー、二人とも顔を真っ赤にしてどうしたのかなぁ」ニヤニヤ

士道「どうしたって……」チラッ

四糸乃「……」チラッ

士道「……」

四糸乃「……」

士道「……ぷ」プルプル

四糸乃「……ん」プルプル

士道「ほんとだ……四糸乃……顔真っ赤だぞ……」クスクスクスクス

四糸乃「し、士道さんだって……」クスクスクスクス

ハハハハハ…






343:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 22:12:33.85 ID:Ngk+rBxc0






????? ビル屋上

狂三「ふぅ……」ズオオオ

狂三「まだまだ足りませんわねぇ……」








346:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 22:15:18.90 ID:Ngk+rBxc0

日曜日 AM11:55 五河家 庭

十香「おぉ!これは凄いな!シドー!」

四糸乃「凄く……大きいです」

士道「俺もまさかこれ程とは思わなかったよ。隣の四糸乃と十香のマンションも使って全長50mぐらいはあるんじゃないか?」

黒琴里「これぐらい当然よ。やるなら盛大にやらないとね」

士道「そ、そうか。でも琴里、これだと長過ぎて流れるのに時間がかかりすぎるんじゃないか?」

令音「そこは問題ないよ、シン」

士道「あ、令音さん」

令音「<フラクシナス>のクルー総出で麺を茹でてくれていてね。毎分30食程度<フラクシナス>から転送されて流れるようになっているよ」



349:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 22:20:34.80 ID:Ngk+rBxc0

士道「<フラクシナス>のクルー総出でって……。他の任務は大丈夫なんですか?」

琴里「あら、<ラタトスク>も甘く見られたものね。

    この程度で任務に支障をきたす軟なクルー達じゃないわ。これくらい問題ないわよ」

士道「それなら良いんだが……でも毎分30食ってつまり2秒に1食……いやいや、琴里、令音さん。
   
    流し素麺は確かに1食分は少ないですけれど、流石にそれは多過ぎるんじゃ……」

琴里「それこそ問題ないわ」チラッ

士道「えっ」チラッ

十香「うむ!旨い!旨いぞシドー!これが流し素麺なのだな!」ズババババババババ

よしのん「おおー。十香ちゃん、良い喰いっぷりだねー」

四糸乃「十香さんの胃袋は……宇宙です!」

士道「……」

琴里「どう?」

士道「……あぁ琴里の言う通り、丁度だったよ」



350:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 22:25:07.51 ID:Ngk+rBxc0

ジャバジャバジャバジャバ

士道「……で」チラッ

神無月「し、しべい!ガハ、ゴボボボ!ぼびひぼ!プハァ、ガボ!ばあぼびびぼ!」ジャバジャバジャバジャバ

士道「なんで神無月さんは流し素麺の末端で仰向けに寝て顔で水を受け止めてるんだ……」

琴里「どうしてもやりたいって聞かなくてね。辞めさせるのも面倒だからやらせてるわ。まぁ安心して。

   十香達が取りそびれた素麺は手前で受け止められるようにしてあるから」

士道「い、いやそうは言ってもだなぁ……」

琴里「まぁいいじゃない。本人は喜んでることだし」

神無月「しべい!おびびぼ!おびびぼお!」ジャバジャジャバジャバビクンビクン

士道「まぁ、いいか……」



351:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 22:26:31.36 ID:TxT48yNl0

神無月さんさすがですわ



352:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 22:28:17.44 ID:BF60/kjU0

誰だよ



354:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 22:31:00.18 ID:o8SWcnybO

>>352
十香と折紙が水着で争ったとき実況してた変態
http://www.amazon.co.jp/dp/B00D3Y1C8E/



353:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 22:30:03.88 ID:Ngk+rBxc0

スタスタスタ

士道「や、四糸乃、よしのん。」

四糸乃「あ、士道さん」

よしのん「お、士道くんやっほー」

士道「隣いいかな」

四糸乃「はい、どうぞ」スッ

士道「うんありがとな、四糸乃。……四糸乃、流し素麺食べてるか?」

四糸乃「はい……流し素麺、美味しいです」チュルル

よしのん「普段食べてるのも良いけど、やっぱり今日のは味も喉越しも違うみたいだねぇ。

     十香ちゃんの食べっぷりを見てよしのんも思わずお腹空いちゃったよ」サスリサスリ
     
士道「ハハハ、そうだな」



356:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 22:35:00.65 ID:Ngk+rBxc0

士道「……」

四糸乃「……」

士道、四糸乃「「あの」さ」

士道「あ……」

四糸乃「あ……」

士道「あ、す、すまん四糸乃から良いぞ」

四糸乃「い、いえ士道さんから……どうぞ」

士道「あ、うん。じゃあ……」

四糸乃「は、はい」

士道「昨日はありがとな。買い物に付き合って貰って」



358:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 22:40:00.78 ID:Ngk+rBxc0

四糸乃「い、いえ私こそ……」

士道「お陰で、その……昨日は楽しかったよ」

四糸乃「私こそ……楽しかった、です……」

士道「あ、うん。それじゃ……良かった」

四糸乃「はい、良かった……です」

士道「よ、四糸乃は俺に何を言おうとしてたんだ?」

四糸乃「えっ?あっその私は……私も士道さんと同じことを言おうとしてました……」

士道「あ、そう、だったのか……」

四糸乃「はい……そう、なんです……」

士道「……」

四糸乃「……」



360:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 22:45:00.90 ID:Ngk+rBxc0

士道「あの、それで……さ、四糸乃」

四糸乃「? はい、士道さん」

士道「四糸乃が良かったらなんだけど……さ。また今度、どこかに買い物に……デートに行かないか?」

四糸乃「……え?」

士道「い、いや四糸乃が良かったらで勿論いいんだけど……、どう……かな?」

四糸乃「……あ、あの、その。私……は……」

四糸乃「……」



362:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 22:50:01.22 ID:Ngk+rBxc0

士道「……ごめん四糸乃。変なこと聞いちゃったな。すまない、忘れてくれ」スッ

四糸乃「あっ……」

四糸乃「……っ!」ガシッ

士道「っ。四糸……乃?」

四糸乃「……し、士道さん……あの……」

士道「四糸乃、そんなに無理しなくてもいいよ……」

四糸乃「……ちが……ます、私、は」

四糸乃「わた……し、……私……は……!」」

四糸乃「……っ!」



364:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 22:55:00.91 ID:Ngk+rBxc0

よしのん「……」

よしのん「ねぇねぇ、四糸乃」

四糸乃「……なぁに?よしのん……」

よしのん「士道くんとデートしたい?」

四糸乃「……!」

四糸乃「うん……」

四糸乃「…………士道さん」

士道「……四糸乃」

四糸乃「私も士道さんと、デート……したいです」



365:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 22:56:12.73 ID:Ngk+rBxc0

終わり

立てなおしてくれた>>1
読んでくれた方
保守してくれた方
感想レス書き込んでくれていた方
皆さんどうもありがとうございました



369:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 22:58:35.30 ID:egprmGGR0

超乙!

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